Who is master ?

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『 あのー…朝食をお持ち致しました 』









ガチャっと扉が開けられて、

そこのテーブル置いてって部屋に通される。









顕「 お前、遅すぎなんだけど？ 」









昨日に引き続き、使えないなぁ〜なんて言われて

カチンときてるけど

そんな事は当然言えない。









『 申し訳御座いません、以後気をつけます 』


顕「 ちゃんとしてくんない？

朝食は7時半、夕食は19時、おやつは週一で

カゴいっぱいにして持ってきて！ 」


『 は、はぁ… 』









何だこいつ、ワガママぼっちゃんか。









顕「 聞いてんの？

所詮メイドなんだから、ちゃんとやってくんなきゃ

こっちが困るんだけど！ 」









かっちーーーーーーーーん









いくらぼっちゃんだからと言って、

態度悪すぎだしムカつくし

それより何なの！？

いくら何でも引きこもってないで早く部屋から

出てくれればこっちは仕事減るんですけど！？









…何てことも言えず。









『 これからは時間を間違えないように致します 』









この家の中の誰よりも

猫被ってたくないNo. 1ですね。









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