- Contract marriage 2 -

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紫耀に包み隠さず話してしまった……

紫耀は、今までよう頑張ったなぁ、って

風磨くんみたいな事を言っては

私に笑いかけた。








『頑張って、なんて今まで言ってもらったことも

頑張ったね、って言われたこともなかったんだよね

顕嵐のことに対して』

紫「え、なんでなん？」

『私は幼なじみでしょう？だからさ

周りの女の子たちみたいに努力しなくても

顕嵐のそばにはいられるじゃん？

それでも私は必死に色々と努力したんだけどね、

誰にも言われなかったなあ、そういうの』

紫「僻みやな〜(笑)みんな性格悪いんや(笑)」









そんな話をしていたら

あっという間に時間になってしまって

紫耀とホールへ。

そこで私も始まるまで待つことにした。

一番前で見たかったしね！(笑)









「まもなく〜さくらホールにて〜……」

放送が流れては、ぞろぞろと人が集まってくる。

……なにこれ二人のステージなのに

人やばいんですけど？(笑)









ブーーーーーッ、と

始まりを知らせる合図がなって

紫耀と廉くんのアクロバットが始まった。








紫「短い時間ではございますが〜えっと〜」

廉「楽しんでってくださいっ！」









愉快な音楽に乗せて、二人はダンスを交えながらの

アクロバットパフォーマンス。

会場も大盛り上がりで

私もそんな二人を見るのがはじめてだったから

すごくびっくりして楽しい時間を過ごした。








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