- Contract marriage 2 -

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紫「んでな？今な買ってきたやつやけど

お粥あっためてるとこやってん！」






キッチンにまた走って行く紫耀。

食べれるー？、なんて声が聞こえる。








『うん！食べるっ』









初めてこの家に入ったとは思えないほどに

この家に馴染んでる紫耀。

なんだか、面白いね。(笑)









紫「さあさ、食べましょ」

紫耀が運んできたお粥を口にする。

市販とは言えど、

やっぱり誰かが作ってくれたご飯は

すっごく美味しいね。





『美味しいっ！』

紫「へへっ、良かったぁ」

『何から何まで、本当ありがとうね』

紫「全然ええよ！食べたらちゃんと薬飲むんやで〜」









紫耀も一緒にお粥を食べて

なんだか落ち着く。









紫「そいえばA、夢見てたやろ？」

『えっ』

なんか変なこと言ってたかな私……









紫「ふふふ(笑)」









『なに？(笑)いびき？寝言？(笑)』









紫耀の顔は

だんだんと力のない笑いへと変わって









紫「……Aはほんまに顕嵐のことが好きなんやな」

ってお粥を食べていた手を止めて言った。





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