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顕嵐を置いて空き教室を出てきてしまった私。
ただ早歩きで
学校から早く出ようって
泣かないようにしようって
歯を食いしばりながら歩く。
神「……あれ?A?バイトじゃなかったのかよ?」
じんの声が聞こえたような気がしたけど
それも無視をして
私は家へと帰る。
…
帰ってきたリビングで
完全にバイトに行く気をなくした私は
紫耀に具合が悪いと告げる。
『……ごめん紫耀』
ぼそっと呟きながら
冷えた身体を温めようと
お湯をまず沸かそうとしたそのとき。
くらっと目眩がして頭を抱える私。
『……ほんとに熱、あったりして』
体温計で測ってみると
案の定38度と私にとっては中々の高熱。
『……くっ、絶対健人のせい』
冷えるリビングで寝かせた健人のせいだと思って
看病役を頼もうとしたけど辞めた。
絶対面倒臭いから。
『……顕嵐と久しぶりに話したからかな?
知恵熱だったりしてっ…』
そう言って私はまたソファーの上で目を閉じて
すぐさま睡魔に襲われた。
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ととまる(プロフ) - はじめまして。前作から読ませて頂いております!とっても面白いです(^_^)更新待ってます♪後もしよければのリクエストなのですがアイドルとファンの恋のお話などは書いて頂けないでしょうか?(>_<) (2015年9月5日 19時) (レス) id: 2afaa41185 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 初めまして!元々仁担だったので歌詞を見た瞬間ぶわぁってなりました(笑)お話とっても面白いですし、私の好きな子たちがたくさん出てきて楽しいです(´∀`)応援してますので更新頑張ってください♪ (2015年9月3日 23時) (レス) id: 761f4428fd (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - careいい歌ですよね!更新頑張ってください(´▽`) (2015年9月2日 9時) (レス) id: 0bd912b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃん | 作成日時:2015年9月1日 23時