- Contract marriage 2 -

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え？









顕「……これがケンカなのかなって思ってた、

長い長いケンカだなぁって。

でも違うんだよね？？

ケンカよりもっと、上…っ」








顕嵐が言葉に詰まらせて

眉を下げて私を見る。









何でこうなったのか？

そんなの私が顕嵐を好きなのがいけないし

幼なじみとしてじゃなく、

好きになったのがいけない。

そうじゃなきゃ

一緒に居てもこんな苦しさなんて感じないのだから。









顕「俺、Aの考えてることが

分かんないんだよっ

今まで理解してたつもりなのに、

何にも分かってなかったのかな」






『……顕嵐のせいじゃない、

私のせいだから全部…………

こうなったの私がいけない』









私が下を向くと

立ち上がってこっちへ歩いてくる顕嵐。









こっちを向くように

私の前の席に着いて









顕「Aは、俺が好きなんじゃなかったの？」









何、言ってんの今更。

好きだからこそこうなったんでしょう？

まだ分からない……？









顕「……昨日、何で手繋いで歩いてた？」







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