- Contract marriage 2 -

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風「なぁんだつまんねー、女かよ」

なんだかとてもバカにされたような気分になって

『ダブルデートなんだなこれが』

すぐ様反撃。









風「えっ？お前とデートしてくれる奴なんて居たんだ？」

意地悪そうにケラケラと笑い出す風磨くん。

『ムカつく』

風「っで？どうでしたデートは？デート」

って、デートを強調しては

また笑い出す風磨くん。

……なんて性格がねじ曲がってるんだ。









『そりゃあもう楽しかったなぁ〜

手なんか繋いじゃったりしてね〜

あーもう本当に最高で、し、た！！！！』

風「ふーん」

私のドヤ顔につまらなくなったのか

反応が薄くなる。









風「まあ良かったじゃん？

お前にしては進歩だな」

『何様だし』

風「風磨様」









………………









お風呂に入って、寝る準備も整ったんだけどさ

寝る場所ないんですけど。





『ねぇ寝る場所ない』

風「知らねーよ」

『は！？』

風「俺帰るからソファーにでも寝るしかねーな」

『最悪だわ……』

風「中島んとこから布団持ってきてやるよ」









風「ん、」

そう言って掛け布団と枕を奪ってきて

私にかける風磨くん。

なんかこの人本当……ツンデレだよね。

いやっ、ツンツンツンデレ。









風「んじゃ、ちゃんと布団かけて寝ろよ？

あ。あと鍵閉めて」









パパみたいな事言う……(笑)

そう言って風磨くんは帰宅。









明日の朝は健人に説教決定だね。









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