- Contract marriage 2 -

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待ち合わせの場所、

ちょうど園の前に着くと見えた廉くんの姿。









廉「こっちやでー！！」









と、その横で手を振る女の子。









『え』

紫「おん？」









そこに居たのは









サ「A遅いよー」



なんとサミちゃんではないですか。









パニックになって無言で

廉くんとサミを交互に見る私と紫耀。

廉「なんやねん二人とも(笑)」

紫「サ、サミちゃん？よね？」

サ「え？サミだけど？(笑)」

『……』

サ「な、なに！？(笑)四人で遊ぼうって

紫耀くんが言い出したんでしょう？」







……ほほう、そういう事なんですね。

廉くんたら誘い出すのに必死だったということですね。

てかてっきり学祭のときにアタックしてるって

聞いてたから大学同じの子かと思ってたら

まさかのサミ！…だから私の誘い断ったのか。

ここでつじつまが合いました。

ていうかサミから何も聞いてなかったし！

後で事情聴取だな。←









『はは、やだなぁ紫耀ってば夢の国楽しみすぎて

可笑しくなっちゃったんだよ、ね！？』

紫「お、お。いやぁ、今日を待ちわびてたんやぁ」

サ「変なの(笑)さ、開園してるし行こ！」









今日１日、楽しい日になりそうです。









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