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岸「 そーこーで！俺は考えた 」
ニヤッとした優太は、
私の肩を両手でガシッと掴み。
岸「 売却されるという事は、みんなこの家を出るだろ！？
そしたらみんなで新しい家に住めば良いじゃん！
ってワケよ 」
『 は、はぁ… 』
岸「 まぁみんなが賛成するかはわかんねーけどな、
もしかしたら実家に戻る奴も出てくるかもしんないし 」
でも、と優太は続けて
岸「 もうみんな独り立ちさせられるんだぞ？
俺らも自由だし、メイドの名も汚れない！
専属の契約なんてしてもしなくても
どっちでもアリなんだぞ！ 」
こんな嬉しい事ってあるかよー、と
涙目になりながらも嬉しそうに微笑む優太。
『 …優太は、メイドさん要らないの？ 』
岸「 はぁ？要らないだろ 」
『 え 』
私は？…と自分を指差してみた。
岸「 Aは、メイドじゃなくて
俺の彼女でしょ？ 」
寧ろ最近メイドだって事忘れてたくらいだわ、って
何だか嬉しかったりする。
岸「 って…俺の考えばっかり押し付けてたりしてる？ 」
『 んーん！私すっごく嬉しいよ？
みんなとも暮らせて、
お母さん達にも会えるようになって、
何より優太のそばにいられるなら… それだけで… 』
あー、もうまた泣いてる…って
優太の指が私の頬を撫でる。
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マコマコ - なんか感動しました！ (2016年4月6日 13時) (
レス) id: 5dc564054e (このIDを非表示/違反報告)
１人なんて決められない(プロフ) - もうすぐで終わるのか(泣)パート20まであってもいいのに(泣)とても面白いです(泣) (2016年2月29日 17時) (レス) id: 2c96286710 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 無事、引っ越しできますように!次の更新楽しみにしてます♪ (2016年2月28日 3時) (レス) id: 86ac72ffb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの - 更新待ってます!頑張って下さい！ (2016年2月19日 20時) (レス) id: f38db50961 (このIDを非表示/違反報告)
ぽきりん(プロフ) - 楽しみにしてます!!! (2016年2月16日 12時) (レス) id: 457bfc49ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2015年12月21日 9時
