とある日の彼女さん ページ48
『今日もいいお天気！しかも唯君にお呼ばれした！ということで風見さん、ポアロ行ってきます』
「ん、じゃあ降谷さんにこのUSBを渡しといてくれ」
『了解でーす！』
USBを受け取りバッグに入れるとマスクをかぶりドアに手をかける
『じゃ、いってきまーす！』
という会話を上司として、私はポアロにやってきたんだけど
「嘘！ほんとに彼女来た！！」
「だから言っただろ？」
ヒロ君改め唯さんが私を手招きするので、カウンターの端の席に腰を落ち着ける。
いや待て、私なんでここ来た？
えっと確かついさっきポアロに来いって連絡が来たんだっけ？
「いつものでいい？」
『はい、ありがとうございますねぇ、唯さん』
「愛しい恋人のためならこのくらい、どうってことないよ」
やっべ、緑川唯の殺傷能力忘れてた
後ろの女子高校生たちがどうなってるのかなんて見たくもないわ、
ちなみに私は鳥肌立った、まじで怖いわ。
『ふふ、うれしいなぁ』
笑顔でそう言うと唯さんは満足したように厨房へ向かう
するとすぐに背後から殺気が漂ってくるのを感じた
「あの人がゆいぴの彼女？普通じゃない？」
「それな、もしも金髪美女とかだったら納得してたけど胡散臭い、だまされてんじゃない？」
ゆいぴ？ああ、唯君のことね
んでもって少女たちよ、私は正真正銘の金髪美女だよ
唯君って、マスクの上からでも持てるねぇ
まあうちの彼氏は世界一性格がいいで有名なので！
というわけで
「彩希、アイスコーヒーに甘さ控えめのパフェだｙ」
私の前に持ってきたものを並べたと同時に、唯君の胸ぐらをつかみ
一瞬だけ、本当に重ねるだけのキスをした
「へ？」
「「「ｷｬｧｧｧｧｯｧｧ」」」
胸倉はつかんだままで、発狂している女子高生たちの方を向く
『唯さんがかわいいのはよーくわかります、でも
これ、私の男だからキミたちにはあげない、欲しいなら真正面からぶつかってきてくれない？』
それからしばらくして、泣いたり、その泣いた子を慰めたりしてる女子高生たちは集団で帰っていった
『なににやにやしてるんですか？唯さん』
「いや？女子高生に嫉妬してくれたのがうれしいのとキスしてくれたことがうれしいの」
『そうですか』
その後、緑川に寄ってくる女は消えていったとか、、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
