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「緑川！あなた勝手にそういうことを言わないでください！」
「痛い！別にいいじゃんか、榎本さん困ってたし」
トールくんに拳骨を食らった唯君がそう抗議するが安室さんは全く聞き入れない
「あなたは彼女自慢を堂々としてらっしゃいますが、僕は違うんですよ？」
「でも安室だって高校の時俺に堂々と彼女自慢してきたじゃん」
ん？高校？
「あれはあなたたちのためですよ、彼女も僕のことを好いてくれてたわけじゃないんですから」
カランコロン
そんな時ドアが開き、お客さんが入ってくると同時に二人は静まった。それから梓さんが声をかけに行った
『いま、バイト中ですよね？お二人さん』
「、、、はい」
そういいトールくんは厨房に行ったし
「おとなり、いいですか？」
その声に聞き覚えがあってそちらを見てみると、そこには黒髪ロングの美女が立っていた
『あ、はい』
「どうも」
椿さんと瓜二つの顔の柚木ちゃんが、そこにはいた
『お疲れ様です、仕事終わりですか？』
「そんな感じです」
『お疲れ様です、おまわりさん』
そう声掛ければ、少し微笑んでメニュー表に目を移した
『あ、唯さん私、アイスコーヒーとイカ墨パスタで』
「じゃあ私もそれとお茶をください」
「か、かしこまりました」
ん？なんでヒロ君がそんなに緊張してるんだ？
「安室、イカ墨パスタ二つ！」
「はーい」
そういってからヒロ君は逃げ出すように従業員のお部屋に行ってしまった
『どうしたんだろ、唯さん』
「、、、」
「お待たせしました、イカ墨パスタ二つで、、、」
『？』
「、、、」
さわやか安室スマイルでやってきたトールくんがいきなり動きを止めた
え？何？私なんかした？なんでみんな固まってるの？
「どうもありがとう、店員さん」
「は、はい」
『え？』
もしかして柚木ちゃんなの？柚木ちゃんがいるからこうなってんの？え？なんで？
『え？柚木ちゃん？』
「なに？」
『トールくんと知り合い？』
「元カノ」
『ｶﾞﾊｯ』
まじか、いや確かにヒロ君が言ってたねそんなこと！けどそんな包み隠さず行っていいの？トールくんもびっくりだよ、石像になってるよ！
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
