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ってか沖矢さんの顔でその口調はおどろくほどに会わないな、なんてこと思いながらやはり持っているらしいお姉ちゃんの髪の毛を探しに行った男の背中を眺める
お兄ちゃん
兄がいる人ならば兄をそう呼ぶことはたやすいだろう、けど私は、ずっとそう呼べない
いつになったら私は笑えるのだろうか、あの桜舞う青空の下で、大切な人たちと、生きているはずだった人たちと
どんなに警察の人間として人を救っても消えない、この痛みは
私は、何なのだろう、宮野Aという存在は、
宮野エレーナと宮野厚司で宮野家の次女
宮野紫音の妹
宮野明美と宮野志保の姉
赤井メアリーさんと赤井務武さんの義理の娘
赤井秀一の義理の妹
羽田秀吉と世良真澄の義理の姉
降谷零、松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光の同期
諸伏景光の彼女
、、、違う、それは全部宮野Aの物語であって私じゃない
私は何者なのか、自分でもわからないけど
この先に答えがある
「持ってきたが、何に使うんだ？」
『ありがとう、後このことはお姉ちゃんに言わないで』
「は？」
ジップロックを二つ受け取りすぐさまドアノブに手をかける
『あなた、名前は？』
「？、、、FBI捜査官、赤井秀一だが？」
『そっか、いいねそれ』
そういい外に出る、
私はお酒も飲まない、私がお酒を飲むのは、酒のコードネームを持った人間が一人残らず消えた時だ
つまり、ブロンクスがいなくなった日
『ブロンクス、私にかかった呪いだ』
呪いが解けないならば、これは墓場まで持って帰るんだ
私は警察学校を卒業したあの日、同期とともに桜に誓った正真正銘の警察官だから
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
