１７５ ページ38
『ってなわけで哀ちゃん、髪の毛ちょーだい！』
「あなた、はたから見たらただの変人よ？」
『いいじゃん！気になるんだも―ん！』
「あなた、ほんとに幼稚ね」
『えへへ』
「ほめてないわよ、」
阿笠博士の家にお邪魔して志保とそんなお話をしていたもちろん監視カメラも盗聴器もない、志保のテリトリーの中で
『で？いい？』
「はぁ、あなたも公安なんだからやろうと思えば簡単に手に入るでしょ？一人の女のDNAなんて」
『できるけど、ストーカーみたいで気持ち悪くない？どっかのこの家中を盗聴してるあの人みたいで』
「それもそうね、じゃあいいわ」
そういいジップロックの中に自分の髪の毛を入れて手渡ししてくれる志保ちゃん
『ありがとう！愛してるわ』
「用が済んだならさっさと帰りなさい」
『はーい！』
半ば追い出されるようにして阿笠停をでると、次のターゲットのいる家のインターホンを鳴らす
「はーい」
『ゲッ、、、村貶です！お話いいですか？』
あぶねぇあぶねぇ、いやな奴が出たから思わず声が出ちゃったわ
「何か御用でも？」
ドアが開いたと思えば出てきたのはやっぱりあいつだった
『ええ、莉桜ちゃんもいますか？』
「ああ、莉桜さんならいま留守ですが？」
『ﾁｯ、まあちょうどよかった、入ってもよろしくて？』
「えぇ、もちろん？」
そういいそのまま工藤邸にお邪魔する、それと同時に上着を脱いで発信器や盗聴器類のものがないかの確認をする
『うん、大丈夫みたい』
「どういう風の吹き回しだ？お前が俺に会いに来るなんて」
『使えるものは何でも使う、いいからあんたとの髪とお姉ちゃんの髪の毛頂戴』
「まさか俺が紫音の髪を集める趣味の持ち主だと？」
『そうだよ、さっさと持ってきて』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
