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「悪かったなA」

『あれ?戻ってきたの零君一人?風見さんは?』

「ああ、戻らせた」

『あら、』



珍しく零君が悔しそうな顔してる、プライドエベレストの零君が



「裏の理事官にそろそろちゃんと部下を作れと言われた時、あいつはいつもなら否定するか黙り込むかするんだが、あの日は真っ先におまえの名前を口にしたんだ」

『へぇ、光栄だぁ』

「裏の理事官はお前の過去を知っててか、ほかの優秀な奴を提案したんだがあいつははっきりといったんだ、いつもなら命令には逆らわないし口答えもしないあいつが
命を預けるなら、一緒に命を懸けて戦うなら宮野Aがいい、とな」



いつの間に私はあんなに彼女に好かれたんだろう、、、



「いろいろ心配事はあるがおまえなら大丈夫だろうな、余計なお世話だった、すまない」

『んーん、心配してくれてうれしいよ零君』

「そうか」



そのまま零君は黙って会議室を出てきた、そのまま入れ替えに椿ちゃんが入ってくる

私はその場にしゃがみこみ、彼女の目を見ずに行った



『この命が尽きるまで、あなたに尽くすことを誓いましょう夜桜椿警部』

「、、、顔を上げなさい、宮野A刑事」



言われた通り顔を上げれば優しく微笑んでいる椿ちゃんが見えた



「永遠なんてない、私はそう思っている
けどあなたは私に、永遠を誓ってくれる?」

『もちろんですとも
私、日本が誇る桜に誓った警視庁公安部の宮野Aですから!』

「流石、私たちの恩人さんだ」



そんなことを言う椿ちゃんの笑顔は、誰が何と言おうと、この世で一番美しいものだった

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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます!そしてすみません、なおします! (9月9日 22時) (レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です!長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年7月20日 23時

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