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「でもそれはやっぱり、諸伏がいなかった場合の話なんだよな、諸伏がいなくても俺は、ジンぺーちゃんと戦う勇気はなかったと思う」
『うん』
「Aちゃんも諸伏もすっごくわかりやすいから、俺に勝ち目のないことは一目でわかった」
『うん』
「それに、俺は臆病だから松田との関係が壊れるのが怖かった」
『、、、それでも
どんなに憶病な人間でも、君はすごく優しいよ』
『誰が何と言おうと、君は優しい人だから、
警察学校時代の時も、今もずっと、君たちは私の自慢の同期で、この世で一番幸せになってほしい人っていうのに変わりはないよ』
「うん」
『それに、私は、研二君と出会ったことを後悔する気もされるきもこれぽっちもないよ、大好きな同期に出し惜しみはしない！』
「、、はは、そういえばAちゃんってそういう人だったね」
『知らなかった？』
「知ってたかも」
ずっとわかってた、萩原君が私に対して感じてくれてた感情は、ただずっと見て見ぬふりをしてただけだ、ジンぺー君だってそうだった
『私だって意外と臆病なんだよ？』
「それは意外だね」
ふと見てみると、椿ちゃんとヒロ君を乗せたゴンドラはもう地上に一番近いところにいた
『いこっか、研二君』
「うん、そうだねAちゃん」
私と萩原君にはずっと壁があった、
お互いそれを理解して、触れないようにずっとしてきたんだ
「またね、」
『うん、バイバイ』
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
