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「水族館から出ちゃったよ？Aちゃん」
『うん、きっと遊園地の観覧車にいると思う』
「なんで？」
『カン』
「なるほど、それなら間違いないね」
一応七年間もの付き合いだ、別段この二人で遊園地に行っても問題はないだろうし
『早くチケット買ってはいろう』
「了解、我らの女王様」
『こわ、、、、ありがと』
「今怖いって言っ」
『てない』
ゲートをくぐり遊園地の敷地虹はいればまっすぐ観覧車に向かう
『やっぱりいた』
そこにはちょうど観覧車に乗り込む二人いがいた
「いたけど、もう間に合わないね」
『うん』
「待つ？」
『うん』
その言葉を聞いてすぐお萩君が近くのベンチを指さしたのでそこに座るといつの間に買ったのやら、缶のコーラをもらったのでおとなしく飲むことにした
「彩希ちゃん」
『何？』
「ありがと」
『何が？』
私は萩原君をみない、見たら泣き出してしまいそうだったから、大好きな同期である萩原君に甘えてしまうから、絶対に
「いや、今思えば俺、ってか俺たちって結構Aちゃんにお世話になってるなって思って」
『うん、』
「じんぺーちゃんの気持ちを真正面から受け止めてくれて」
『うん』
「それに、俺が三年ぶりくらいに目を覚ました時、生きててくれてありがとうって言ってくれてありがと」
『うん』
「俺のこと、きらいって言ってくれてありがとう」
『うん』
ヒロ君と椿ちゃんを乗せたゴンドラが頂上を通るのを見た
『じゃあ私も言わなきゃだね、研二君、、、
私を好きになってくれて、ありがとう』
「あはは、やっぱりAちゃんにはかなわないな」
泣くな、今泣くのは私じゃない、今泣いていいのは私じゃないんだ
「Aちゃん」
『何？』
「諸伏ちゃんがいなかったら俺、君に告白で来てたと思う？」
『さあ、私が先に告白してたかもね』
前を向け、絶対に振り替えるな、ただ私は、前に進まなきゃいけないんだ
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
