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『萩原隊員、行くぞ』
「了解」
そういって二人で変装(?)をして東都水族館にやってきましたAです!え？病院はどうしたって？あんなの三日で退院したよ！
『にしても、祝日なだけあって結構混んでるな』
「こうしてるとデートしてるカップルだね!Aちゃん!」
『今その名前で呼ばないで』
「あ、ごめんごめん彩希ちゃん」
そんなことをしながらもしっかりとターゲットである椿ちゃんとヒロ君を確認する
「うぅ、俺も夜桜ちゃんとデートしたかった、、、」
『さっきまで私にデートだね!とか言ってたやつが何を言う』
「だって諸伏ちゃんずるくない?高校からの付き合いとか」
『それでも私は負けないよ?何があっても』
「かぁっこいい!」
実を言いうと私もうらやましくて仕方ないんだけどね、だって私たち思えばデートなんてこの前海行ったのくらいしかないよ！そこで別れたし！
「でもなんでわざわざ別れたの?べつに別れなくてもデートの一つくらいいいじゃん」
『だってヒロ君、まだ椿ちゃんの事諦めきれてなさそうだっんだもん』
「まぁ、夜桜ちゃんもそんな感じがしたけど」
『したんだ』
「うん、なんていうか、壁があるみたいな感じで、きっと夜桜さんは諸伏ちゃんのことが好きで、でもその諸伏ちゃんのせいでまた何か、人と壁を作っちゃったって感じがするんだ」
『へぇ〜』
お萩君のいいところの一つ、相手をよく観察することなんだよな
『私はどうとらえる？』
「宮野？それとも彩希ちゃんのこと？」
『宮野』
そういってみるとおはぎ君は少し悩んでから何かを思いついたみたいな顔をして私のほうを見る
「どこまでも底のわからない、俺らとは違う領域にいる子」
『なんだそりゃ』
あーあ、やっぱり私、研二君嫌いだな、こういうとこあるから
「あと俺の事結構嫌いでしょ」
『なんだ知ってたんだ』
ほらね、同族嫌悪だよ、私とおんなじにおいがする
『だいぶ嫌いかも』
「つれないなぁ」
私でもわからないことを、彼が知ってることがあるから、私は彼が嫌いなんだよ
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
