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公安部に戻ってすぐ、私はある秘密の会議場に向かった



といってもみんな知ってるどこにでもあるようなただの小さな会議室、
ただ異様なところといえば、この会議室はめったに使われないってことくらい、だってここは、ゼロの人間と公安の人間が唯一交流できる場所だから



あくまでもゼロはゼロ、秘密機関だから素顔で警視庁をうろうろはできないし、素顔と本性をばらすなんてもってのほか



何人いるかもわからない、そんな謎ばっかりのゼロだけど、必ずと言っていいほどに一人につき一人は警視庁の公安部に協力者、いわば信頼できる右腕がいる



零君で言う風見さんのようなね、



そしてこの会議場はそのゼロたちのための部屋といっても過言ではない



つまりここに入れるのはゼロの人間と、公安部の優秀なゼロ直属の部下だけ、なのに私はここに呼ばれた、つまりそれはきっと



コンコンコン



三回ノックして少し中の様子をうかがう、が、返事が返ってこないので失礼します、とつぶやきながらドアを開けた



バン



少しづつ、自分の目が開かれてゆく



部屋の中は真っ暗だった、けど確かに、目の前には、弾丸があった



とっさに避ければ、本物の銃だったらしく、後ろのドアに弾が直撃した



『!』



目を閉じてから瞼が厚くなるあのいつもの感覚を取り戻して、開く、



『え?』



私の目はいいから、暗くても見える、私に銃を向けているのは、椿ちゃんだ



『え?椿ちゃん?遊び半分で銃はだめだよ』



そういうと椿ちゃんは素直に銃から手を離した。そしてしていた手袋をはずすと少しの間探るようにしてからまっすぐに私のいる方向に体を向けた



そりゃそうだよね、この部屋こんなに暗いし、椿ちゃんには何にも見えてないよ、、、
一歩椿ちゃんに近づこうと足を動かす



「、、、遅い」



そう思ったがすぐ、視界がひっくり返った



『え?』



浮いている



浮いている?私が?



瞬時にそれらを理解した私はとっさに右手で宙を舞い、椿ちゃんから少し離れたところに着地をする



この私が姿をとらえる間もなく一本取られた?油断?いや違う、というかそもそもなぜこんな暗い中私の場所がわかっているんだ?目がいい?いやそれはない、なんせ彼女は今、

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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます!そしてすみません、なおします! (9月9日 22時) (レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です!長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年7月20日 23時

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