ちょっと前のお話 ページ14
私は昔から人一倍目がよく、記憶力がよかった、そのことに気付いのは私がイギリスにいたころ、庭の小鳥一匹一匹を見分けられたことが始まりだった
『秀兄！あの小鳥たちまた来てるよ！でも新しい子も三匹いる！』
「Aはあの鳥たち一匹一匹を覚えてるのか？」
そんな些細なことだった、はじめは
「秀吉、風邪薬をとってくれないか？」
『私がやるよ秀兄、吉兄今お勉強中だから』
「え？でもAにはちょっと難しいかもしれないぞ？」
『これとこれと、この薬でしょ！』
「あ、あぁ」
ただ次第にいろんなことが覚えられるようになってきて、しまいにはあんなことになった、、、、
「君には私たちのために立ってもらおう、その特別な脳で私のために、私のためだけに生きるんだ」
組織の��2ラム、誰よりも先に私の能力を見抜き、利用しようとしたのはこいつだった
一週間、その期間私はずっとその部屋にいた、次から次へと様々な情報が写る部屋に、私が生まれる前の情報はもちろん、この組織にかかわることも
ラムは私をずっとそばにおいておくつもりだったらしい、私がいつぞやに作った記憶を消す薬を使って私の家族との記憶を消してずっと、誰よりも近くにおいておくつもりだった
ただ私はその薬をラムに渡さなかった
だから私は消された、私はいまや組織にとって一番重要な人物、組織にとって一番厄介な人物なんだ。
今でも消えないあの記憶を求めて、でもそう思えば疑問が残る
父と母と妹二人とともに私たち双子は組織に入った、もちろん私とお姉ちゃんは幹部のジンにはあったことがあって、顔も知っていた
なのにジンはあの日、お姉ちゃんに殺しをやらせた後に私を逃がした、あのジンが私のことを忘れたはずがない、組織に見つけ次第殺せと言われてたはずだ
なのにジンは私を逃した、それは、どういう意味があるんだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
