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『ま、いっか』
「あ、いいんだ」
『うん！』
解決！
「じゃ、いこっか」
『？どこに』
「海」
『、、、、、は？』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『う、海だ』
「海だね、」
あたりが暗くなり始めて、人気も少ないが海に来た、砂浜に並んで座り込み海を見つめていると不意にヒロ君が口を開いた
「Aさ、前に聞いてきたよね？」
『何のこと？』
「夜桜さんと前にあったことがあるかって、」
『ああ、組織ぶっ壊した日のやつか、、、」
そういえばあの日椿さんに送ってもらって、なんとなくそんな感じがして聞いてみたんだっけ
「あるんだよ」
『何が？』
「夜桜さんと会ったこと」
『そりゃ私もあるよ、なんせ同期だった、、、し、、、』
当たり前のように言おうとしたがヒロ君の表情から真剣な話なんだと思い口を閉じる
『警察学校の前？』
「うん、高校の時」
そこまで言うとヒロ君はいったん口をつぐんだ、だから私は待った、、じっと、
少しして再びヒロ君が口を開く
「うん、あれは高校三年生の時ゼロと同じ高校だったんだけど、同じクラスだったのはその時、高3の時だけだった、そのときに同じクラスだったんだ
例の、夜桜姉妹と」
『へぇ、、、警察学校でまた会うなんて偶然だね』
「うん、、、ただ、それだけじゃなかったんだ」
なんとなく聞きたくないかもだけど、、、
『聞くよ、だから話して』
「うん、俺は高校三年生の時に椿さんと会って、で、俺は椿さんが好きだった」
『、、、』
「ゼロも柚木さんと付き合ってたけどそれはよくって、とにかく俺は椿さんが好きだった、ただ告白もせずに終わったけど、なんか隠しておくのが嫌でいったんだけど、ごめん」
『うん、なんとなくわかってた気がする』
二人の間に沈黙が流れ、波の音だけが聞こえる
『よし、ヒロ君、別れよう』
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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます！そしてすみません、なおします！ (9月9日 22時) (
レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です！長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年7月20日 23時
