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ポアロとはまた違った雰囲気の店にはいいればその人、諸伏高明さんはすぐに見つかった




噂どうりヒロ君そっくり!




ただ、、、どうも話しかけずらい、というのも




なんかすごくそれっぽい、かっこいい、うん、かっこいい




『え、かっこよ』

「ん?」




ア、すごい怖い顔したイケメンが隣にもいたわ




『ア、あれが高明さんだよね?』

「うん、いこっか」





心なしかヒロ君も緊張しているように見える、久しぶりだからかな?




なんてことを思いながら二人そろって高明さんのいるテーブルのところまで行く




「に、兄さん、俺です」

『えッと、ハイ、わたしです』




オレオレ詐欺みたい!と思いつつも高明さんには伝わったみたいで、読んでいた本をぱたんとしめてからゆっくりとこちらを見た




「おや、案外早かったですね、どうぞ」




落ち着いた雰囲気の高明さんに進められるがまま私たちは前の椅子に腰かける




「姓は諸伏、名は高明、あだなは名前の音読みで『コウメイ』。以後、お見知りおきを」




すらすらと述べられてゆく言葉に感心しつつも、我に返る




『はい!、えッと私は今は村貶彩希でやってます、本名は宮野凜音で警視庁の人間です』

「ほう、噂はかねがねと」




本当に物わかりのいい人だ、あの自己紹介の中だけでも私の正体をしっかりと見破っている、、、




「そして弟よ、大きくなりましたね。無事で何より」

「う、うん、、、、いろいろあったけどね」




うんうん、いろいろあったよね、一度は自 殺しようとしやがってたりねぇ〜




―そんなこんなで一時間ほど話をしただろうか、




「じゃあ兄さん、俺たちはここで、久しぶりに会えてうれしかったよ」

「おや、もうそんなに時間が経ちましたか、、、」




ちなみに高明さんは景光君の幼少期談をしゃべりつくしたところです




「では、お二人もご無事で」

『あ、今日はありがとうございました』




お店の前でそう挨拶を交わせば高明さんはせっせと帰っていった



短い時間だったけど楽しかった〜!

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リンネ - ちーずさん» コメントありがとうございます!そしてすみません、なおします! (9月9日 22時) (レス) id: 273ce55556 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - とってもいいお話です!長崎ではなく長野だと思います😊 (8月6日 16時) (レス) @page9 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年7月20日 23時

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