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え?
『志保?』
その言葉に誰よりもはやく反応したのは、コナン君だった
「おねーさん!」
私は志保の元へ駆け寄った、実の妹を、見間違えるはずがない、
『志保?志保だよね?』
「灰原、逃げろ、そいつはきっと!」
「お姉ちゃん?」
その言葉に、コナン君がぴたりと動きを止めた
「その髪、顔だって違う、、、マスクなの?」
そう志保が口にしたところで、勢いよくポアロの戸が開いた
「全員声を出すなぁ!」
わーお、さすが米花町、強盗だぁ、展開早ーい
「この女の命が惜しけりゃ金を持ってこい」
そういって男がナイフを突きつけたのは茶髪ボブの、カチューシャをつけた高校生くらいの女の子
そしてそこにはとらえられた、黒髪ロングの高校生と、、、、真純!?
真純とばっちり目があって少し、真純はにやりと笑って私にウインクしてきた、、、え?イケメン?しゃーない
「そこの金髪の男ぉ、裏のカギとか全部閉めてこい、そこの男は全員のスマホを回収しろ」
おう、零君と唯君身動きできなくなった
「A、無茶していい、全員助けろ」
『了解』
スマホを回収するときそっとつぶやかれた言葉、それを聞いていたのは私だけじゃなかったみたいだ、江戸川コナン君、耳いいな
『コナン君、お友達を守って』
「でも!」
『安心して、みんな助けてあげるから』
そういうと私は立ち上がった
『あのー、人質、わたしじゃだめですか?』
「あぁん?」
『いやぁ、その子たちかわいそうだし、わたしでも問題ないかな?って思って』
「誰でもいい、さっさとこっち来い」
相手にされるがまま腕をつかまれて首を固定される、けど
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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年6月26日 17時