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『これで良しッと』




さすが私、四時間で終えたぞ、時計はちょうど12時前をさしている、今から言ったらちょうどいいかもな



『せんぱーいお先でーす!』



甘党な先輩にチョコのおすそ分けをしてから職場を出る、この辺の地図は丸々覚えたから、地図見なくてもいけるんだよなぁ



『ここ、かな?』



喫茶ポアロ、たぶんあってる、探偵事務所の下って言ってたし



うん、はいってみよ



「いらっしゃいませー」



待て、今目の前に女神がいるぞ?



「あら、初めての方、カウンターでもおよろしいですか?」

『は〜い』



かわいい!名前何て言うんだろう



とりあえず座ろう、メニュー表を見ながらお水に口をつける



「あ、あの、きれいな方ですね、お名前聞いてもよろしいですか?」



神降臨!



『村貶彩希です、どうも〜』

「そうなんですか、私は榎本梓といいます、彩希さんって呼んでいいですか?」

『いいですよ〜、私も梓さんって呼んでいいですかぁ?』

「もちろんです!」



かっわいい〜



カランコロン



そんな音がして振り向くと、小さな少年がたっていた、私を見て少し首を傾げ、梓さんのほうを向く



「梓さんこの人は?」

「村貶彩希さんっていうらしいよ」



待って、この少年、見たことある、確か十年前くらいに、、、



え?待てよ、あの時の少年?新一って呼ばれてた?いやでも、顔の輪郭とかが全くおんなじだ、何があった?



「初めまして彩希おねーさん!僕は江戸川コナン、よろしくね!」



ア、確定したわ、こんな偽名でよく今までやってこれたな



『初めましてじゃないけどこんにちは〜』

「え?」



あら、覚えてないのかな?まあいいや、そっちのほうが面白いし



「おねーさん、お隣座ってもいい?」

『いいよ〜ついでになんかおごってあげるよ、アイスコーヒーとオレンジジューs』

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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年6月26日 17時

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