緑と赤の天才さん3 (ページ35)

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「おわった？」

『まだつながってるけどね、椿ちゃんたちに感謝だね』

「うん」

はい、椿ちゃんに頼んで柚季ちゃんにデータハッキングしてもらった宮野です！

『にしてもすごいね、日本の機密情報を物の三分で』

「敵にまわしちゃだめな人だ」

うん、あの時の柚季ちゃんはすごかった

国家機密とか平気に覗いてそうだもん、彼女も天才なのかな？

「にしても、妹のほうの夜桜さんも夜桜さんだね、きいた？」

「なに？」

「組織のボスのプライベートな地位についてたんだってさ」

「わぉ」

まあハニトラは得意分野らしいしね、命令には向かったことはおろか失敗したこともないって聞いた気がする

『魅了の天才？』

「なにそれ？」

『さあ？』

人を魅了する才能でも持ってるのかな？だとしたら柚季ちゃんは何なんだろ

「あ、ついた」

『おお～三時間か』

よし、今は置いとこ

『その夜桜さんは今日来てるの？』

「うん、来てるらしいけど、あの人はゼロ見たく風見さんみたいな部下を持ってないから基本単独で、見つけるのは難しいんじゃないかな？」

『部下なしなんだ』

ギターケースを担いだヒロ君とともに組織の本拠地の隣にあるビルのエレベーターに乗り込む

『やっぱりこっちは警備薄いね』

「勢力を向こうに贈るので手一杯なんじゃない？」

『ヒロ君も私もいないからね』

ドアが開いたのでふたっり並んであるき出す

『唯君がギターケースもってんの違和感ないね』

「そっちこそ糸目キャラにあってるね」

微笑みながら毒をついていると、何かが視界に入った

目を凝らしてよく見てみる、、、やっぱり

ヒロ君を見て人差し指を口に当ててから音を立てずにそれの背後に回る

『ばあ！』

「うっわああ！」

「コナン君？」

「え？もろ、、、、緑川さんに彩希お姉さん？」

おい、今諸伏って言いかけたよな

「こんなところで何してるの？二人とも」

「こっちのセリフなんだけど」

そういえばこの組織って、私が元居た組織とかかわりがあったんだっけ？お姉ちゃん曰くコナン君はその組織を追ってるらしいから来たのか

『え？どうする唯君？』

「うーん、追い出すにも危ないしな、ってかどっから入った？」

「ふつうに屋上から」

そっか～普通かぁ～普通、普通？