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「ありがとうAさん」
『どういたしまして、椿さん！』
「今度ハニトラでドレス着るときも頼もうかな」
そっか、この人ハニトラ専門なんだっけ？
『じゃ、私は公安部なのでここで』
「ありがとう、お礼に何でも願いを聞いてあげるから連絡して」
え、今笑った、、、
『うん』
え、可愛い
『風見さん！風見さん！』
「宮野！」
別れてすぐに公安部に直行、上司の名前を叫ぶがどうやら向こうも私に用があったようだ
「お前、夜桜さんと一緒じゃなかったか？」
『そうなんです！笑ってて！』
「あの人が、、笑う？」
風見さんがその言葉を理解できないと言わんばかりに首をかしげる
『か、可愛かったぁ』
「まじか、、、」
『マジです』
なんて会話をしてるとスマホが鳴った、画面にはお姉ちゃんの文字
「もしもし？」
『どったの？』
いったん人のいない通路に移動して電話に出る
『こんど零君が行くって言ってた組織壊滅の任務の資料暗記しといてくれない？』
「いやそれがさぁ、任務に参戦しないやつに資料はやらんって言われて」
『ハッキングとかは？』
「私できない！」
そう、私はとびきり頭がいいが機械は苦手なのだ！
だって私自体がコンピューター見たいなものだし
「そういう系のつては？」
『ア、、、』
心あたりが一つ
『聞いてみるかぁ』
「よろしく」
電話を切り、先ほど交換したばかりの連絡先に電話をかける
『あの、夜桜さん』
「うん」
『ハッキングってできますか？』
、、あやしまれたかな？
「姉さんならできるからいっとく、何の情報が欲しいの？」
は、話が早い
『えっと、今ある組織壊滅の話が進んでるしょ？その組織のデータが欲しいの』
「、、、了解」
かっこいい、訳聞かないんだ
『いいの？なんも聞かずに了承して』
「もちろん、命の恩人が悪いことするはずないもの」
『？』
ア、切れた、命の恩人ってなんだろ？
再度スマホが鳴り画面を見る、今度は、、、、、
『夜桜姉の連絡先ゲット』
夜桜柚季から資料が大量に送られてきた、仕事早いな
『こんど何かお礼しよ』
お姉ちゃんからのミッションクリア、丸暗記したし私の勝ちだ！
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年6月26日 17時
