緑と赤の天才さん3 (ページ31)

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『ねね、夜桜姉妹って覚えてる？』

ヒロ君の作った生姜焼きを書き込みながらそう問いかけてみる

「、、、もちろん、有名だったからね」

え？有名人だったの？サインもらっとけばよかったかな？ってか今の真なに？

「結構噂立ってたよね、姉のほうはテストで唯一A以外にゼロに勝ってたし、、、妹のほうは体力テスト一位、体育祭でも優秀賞もらってたくらいだし」

ああ、そういえば私負けてたっけ？

『知らなかったぁ』

「はは、まぁ二人とも目立つの嫌ってたぽいからね、」

夜桜姉妹のことは何となく覚えてたけど思い出したのついさっきだし

「ゼロがよく愚痴を言ってたよ、妹のほうと同じ職場になって、仕事をちゃんとこなすのはいいが自分からうごかないし、話しかけても反応がないって」

じゃあ今日見たのは何だったんだろ、恋してるのか？

『今日そのうわさの夜桜姉妹にあった』

「え!?つば、、、妹のほうのも？」

『うん』

まあ公安の人間とはそうやすやすとは会えないし、夜桜妹はゼロだから余計出現率は低いよなぁあ

『姉のほうはジンぺーくんとおんなじとこにいた』

「え？サイバー課じゃなかったっけ？」

『なんとなくで変わったらしいよ』

「すご」

ねー、すごいよね、私もいくら公安がブラックでも移動しようとは思わないよ

『でも可愛かったなぁ黒髪美人』

「まあもてそうではあるよね、警察学校時代はあの性格のせいでそういうのなかったらしいけど、今は大変そうだな」

『ヒロ君もああいう系が好きなの？』

黒髪が好みだったか？

「、、、俺はA一筋」

『私も～』

そしてこれが世にいうバカップルというやつなのだろう、、、

「んじゃ皿洗いますか」

『んじゃ風呂入ってきます！』

「うっす」

お着替えを持ってお風呂場にレッツゴー

シャワーを顔にぶっかけながら顔を抑える

『一筋って、、、』

うぅ～、かっこいい、かっこよすぎるのよ

お湯につかりながらずるずるとしずんでゆく、ブクブクとあわを立てながら沈んで数分くらい

『ぷはぁ！』

何分持った？三分はいったか？なんてふざけたことをしてから髪と体を洗う

部屋着に着替えてから髪を拭きながらリビングに入る

『あらりゃした～』

「ほいよー」

そんな何気ない日常、