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『夜桜さん？』
「そーそー、椿ちゃんだよ！」
え？妹のほう？ゼロだよね？この人忙しいじゃない？ていうかなんで研二君といるの？
「ほら夜桜さん、前言ってた同期のAちゃんだよ」
『えっと、ども』
「、、、」
無言でうなずく夜桜さん、私この人とあんましゃべんないんだよなぁ
いやさ、この人のおかげで私にハニトラ系の仕事が回ってこないんだけどさ、うん、この人演技派らしいから
でも命令がないと一切動かない、だからちょっと苦手
「夜桜椿、ゼロ所属のハニトラ専門、柚季の妹です」
え？
しゃべった？
どうだと言わんばかりの顔で研二君を見る夜桜さん、、、そしてその頭をなでる研二君
え？夜桜さんってこんなんだっけ？
「えらいえらい！」
え？もしかして付き合ってる？
「んじゃいきますか！」
え〜？困惑
「夜桜ちゃんはここら辺だったよね〜」
「ありがとう」
ア、降りてった、
ていうか彼女もオッドアイだな
『え？研二君の彼女？』
「さぁ、どうだと思う？」
夜桜さんが見えなくなった頃そう切り出すとそう返された、が、のろけてんなぁ〜と思う
『あんな夜桜さん初めて見た、』
「そお？今日は緊張してたのか割と無口だったよ？」
あれで無口って、いつもはどうなんだろ
『えー、あの有名な夜桜姉妹がねぇ、どこで会ったの？』
「入院中病院で」
『へぇ』
三年前のやつか
『にしても研二君が一人に執着するなんて』
「悪口？あ、ついたよ」
『アザス！』
気づけばもう家の前
『こんど仕事中の夜桜さんの写真撮ってくるわ』
「ありがとうございます」
へぇ、ガチの奴じゃん
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年6月26日 17時
