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は？え？
「「えぇー」」
女子高生と私の声がぴったり重なった
「え？どんな人！？」
「緑川さん彼女、いたんですか？」
『え？唯君、かのじょいたの？』
お姉ちゃんにそう聞くと馬鹿なの？って顔された
「うーとね、俺のためなら簡単に死ぬ！とか言い出すけど、そんなとこがまたかわいくって、かと思えばめっちゃ頼りになるかっこいい子」
『お、おお、おおおお、おね、お姉ちゃ、ン、ゆ、ゆゆ、ゆいっくん、に、にかの、かのじょ』
「動揺しすぎだよA、まあちょっと聞いてなさい」
そんな会話を爆処二人組に聞かれてるとは知らずにしているばか姉妹
「あと、ほんとはブロッコリーが嫌なのに無理して食べようとしてるとことかめっちゃ可愛いかな、でもいつもニコニコしてるけど、なんかあったらすぐため込むから、、、」
「彼女さんめっちゃあいされてる」
「どんな人？写真ある？」
写真は見たいかも
「うーん、写真はないけど本人ならここにいるよ」
「え、うっそ」
マジか、この店にいるのか、ン？待て？ブロッコリー嫌い？え？もしかして
「この人が俺の彼女、かわいいしょ？」
そういう唯君が指さすのは、私？
「え？あの人？」
「このまえの、、」
お？
「おれのかのじょの村貶彩希さん！」
やっぱりわたしかー！安心した！
『なんだ、唯君隠してるんだと思ってた』
「いや、随分嫉妬してくれてたみたいだから、かわいくって」
『っ〜！しばらくはご飯ピーマンだらけにしてやる！』
作戦どうりって顔、なんか腹立つ
「あの！この前はありがとうございました！」
ん？
目を開くとさっきの女子高生が頭を下げてる、わたしなんかしたっけ？
『？、、、、あ！この前人質だった子だ！』
「はい、あの時はほんっと―にありがとうございました！私毛利蘭です」
「鈴木園子です」
あらかわいい
『村貶彩希だよ〜』
「彩希っさんって呼んでいいですか？」
『いいよ〜』
いいな、この子たちは若くて
「え〜でも緑川さんの彼女さんか、、、すっごくいい、」
「美男美女ですよね」
う、心が痛む
『この奇麗な顔が作り物なんて死んでも言えない』
「大丈夫、あなたは素の顔も私に似て美人だから安心していいよ」
うん、お姉ちゃんはお姉ちゃんしてる
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作者名：リンネ x他1人 | 作成日時：2023年6月26日 17時
