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『姉さん一人救えなかった奴がFBIだなんて、世も末だね』
が、Aはまだ不満らしく、そういい返す
「ほう、ではお前はあの場で何かできたのか?目の前にいたんだろう?」
『どうしろっていうの!私はいくら頭がよくっても13歳だったのに!逆にわたしに何ができたの?あんたが買い忘れなんてするから!』
「じゃあ逆に俺に何ができた?お前なら自分が犠牲になって姉を逃がすという選択もできただろうに、
姉に甘えて今も生きているおまえもおかしなことじゃないか」
「もうやめなさい、A、秀一」
母親の一声で二人の討論はいったん終わった、Aは不快そうな顔をしながらどこかに行ってしまった
(初めて会うお姉ちゃんとお兄ちゃん、吉兄ちゃんとは違ってどっちも全然笑わない、笑った顔を見てみたい!)
あとで真純がそう思い始めるのも知らずに
「お姉ちゃん!見てみて!」
そういい真純がAの前で側転をする
Aはサングラスを外し見事に決まって決めポーズをする真純の頭をよしよしと撫でた
『すごいね真純、』
真純が満面の笑みになるのを確認し手から立ち上がる
「シュウニイにもやってみたんだけど無視されちゃった」
『そっか〜』
「まって!姉さんストップ!」
サングラスをア素手で破壊したAを秀吉が止めようとするが、時すでに遅し
『ちょっと言ってくるね!吉君!』
そう秀吉に笑いかけるが、目は死んでいた
「吉兄ちゃん、お姉ちゃん、すっごくきれいだね」
「うん」
さっきまでサングラスとパーカーのフードで顔がよく見ええなかったが、Aはとても整った顔立ちをしていった
が、そのせいでよりあの笑顔に迫力があった、
Aは秀一に殴りかかりそうな勢いであるいている
「アー新一!こんなところにいたー!お母さんが探してたよ!」
「蘭!」
が、近くに子供がいたためいったんやめたらしい
「またホームズごっこしてたんでしょ?」
「ごっこじゃねーよ、探偵になるための修行だ!」
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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年6月26日 17時