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〜コナン
村貶彩希、そう名乗った女はどうやら俺の正体を知っているらしい
灰原のことも知っているらしいが、灰原本人は自分で聞けの一点張り、
やはり組織関係者でコードネームまでもらってるらしいが
わっかんね
明らかに、安室さんや緑川さん、松田刑事たちの知り合いだし
違うって言ってたけどあの連携を見せられちゃねぇ、
それに安室さん、おれにアイスコーヒー、彩希さんにオレンジジュースを渡した、普通は逆だろうに、知り合いとしか思えない
もしかして公安で潜入捜査中とかか?でも赤井さんからブロンクスなんて名前の幹部を聞いたことないし
それに彼女はカーディナル、沖矢莉桜もとい宮野紫苑を知ってるようだった
沖矢莉桜というのは、沖矢さんとともに工藤亭に居候している本名宮野紫苑、灰原の実の姉で、赤井さんのいとこ
本は組織にいたが、裏切り自 殺
偶然アポトキシンで幼児化した俺の同級生だ
それにい莉桜さんが最後に言った「坊や」という言葉、妙に聞き覚えがあった、しかも彼女は十年前に俺たちはあっていると言っていた
全く身に覚えが、、、、
あった
思い出した、お俺は十年前、彼女に会っている
〜NO
十年前
夏真っ盛りのビーチは、程よく込み合っていた。
天気は快晴。海で泳いだり砂浜で遊んだりと、たくさんの人が夏を楽しんでいる
パラソルの陰で、迷彩柄の解パン姿の男がビーチチェアに寝そべっていた。
サングラスとキップのせいで人相はよくわからないがそれでも整った顔なのは明らかだ
長い足をけだるげに組んで、くつろいでいる、
そしてその横には白いワンピースの上から薄いパーカーを着た明らかに不服そうな顔をした金髪オッドアイの少女がたっている
帽子を目深にかぶり、サングラスで顔を隠しているうえにうつむいてるため、顔は分からないが、
その少女は今にでもとなりにいる男を殺しそうな殺気をだしていた
「久しぶりだね、秀一兄さんにA姉さん」
パーカーを羽織った少年に声を掛けられ、男はああ、と返事をした
「七年ぶりか、随分大きくなったな、秀吉、高校三年生になるのかな?」
男と女はまだ若いころのの赤井秀一と宮野Aだった
明らかにやばそうな雰囲気を出している二人に話しかけたのは、十八歳にしてすでにプロ棋士として活躍している世良秀吉だ
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作者名:リンネ x他1人 | 作成日時:2023年6月26日 17時