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まずは…と身構えた瞬間上から感じる微かな気配。
思わず飛び退けば、私のいた場所にはゾム様の姿が。
zm「マジか！あれ避けるなんてすごいなぁお前！！」
すかさずこちらに飛び込んでくるゾム様を何とか躱したところで今度は背後に気配を感じ、左へ避ける。
シャオロン様が凪いだシャベルが空を切った。
その隙にさらにゾム様がナイフを持ってこちらに飛び込んで…くる振りで足を掛けようとして来るのを軽くジャンプして避ける。
こちらも攻撃しなければ…！
sha「マジか！避けられたぁ！」
zm「ヒヒヒヒッ！！やっぱお前おもろいな！！」
めっちゃ楽しんでるぅ…。
ならまずは！
私はシャオロン様を標的にして彼のいる方へ向かう。
そこをゾムさまが側面から攻撃してくるもそれをジャンプして、飛び越えたついでにシャオロン様の頭上も飛び越えて彼の背後へ。
ゾム様の攻撃を避けたところを見ていた彼は虚を突かれたように慌てて振り返るが…。
パシパシパシッ
構えた銃で連続でペイント弾を当て、シャオロン様はリタイアになる。
sha「くっそぉ…！」
そう言って悔しそうな表情で退場するシャオロン様。
…そう言えばコネシマ様の姿を見ていない。
彼もこういう時いの一番に突っ込んできそうなのだが…。
今はゾム様に集中しなければ。
銃に弾をリロードしつつ、周囲を警戒するが…彼の姿はなく。
また木々に身を潜めたようだ。
気配を読むことに集中する。
するとすぐ上から風を切る音がし、咄嗟に身体を横にずらすが…。
ピシャッ
避けた先からもナイフが来ており一発当たってしまった。
時間差で投げてきていたのか…！
しゃがみ込んで大きくその場を飛び退く。
すると同じ位置からナイフが飛んでくる。
待って？あの人ナイフ二本以上持ってない！？
いや…シャオロンさんが退場する時に受け渡したか掠め取ったかしたのか。
でもさっきからの感じだと…。
私はまた気配を読むことに集中する。
真上に気配！
でもきっとこれは…。
気配の方向へナイフを投げつつまた身体を横にずらしてそこにも一本投げる。
ピシャッ
二本目に投げたナイフが当たる音。
やっぱり最初の気配は囮だったか。
気が付けば、数歩先の正面にゾム様が立っていた。
zm「お前マジですごいな！！何でわかったん？」
『ゾム様があそこまでわかりやすく気配を出したりはしないだろうと思ったのと、同じパターンで避けた先に攻撃が来るだろうと思ったんです』
私の答えにゾム様は心底楽しそうに口を歪める。
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淋(プロフ) - myuさん» コメントありがとうございます！そんな風に気に入っていただけて私も凄く嬉しいです！このシーンは私もお気に入りなのでo(^-^)o こちらこそありがとうございます！！これからもぜひ読んでいただけたら嬉しいですo(^-^)o (2020年7月17日 22時) (
レス) id: 581caf22ad (このIDを非表示/違反報告)
myu(プロフ) - この、tnさんに向かって主人公が啖呵を切るシーン、すごい好きなんです。。どうしても抑えきれず、コメントしてしまいました。いつも、ありがとうございます!何卒、これからもよろしくお願いします!! (2020年7月17日 20時) (レス) id: 06bde988df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淋 | 作成日時：2020年5月24日 21時
