筋肉と甘栗の条件 (ページ7)

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琳寧サイド

琳寧とママは､ふっかさんに病院の先生が告げたことを話した｡

深澤「えーっ､そうなんですかΣ( ﾟДﾟ)!?」

琳寧の母「そうなのよ｡今､病院に入院しているんだけど…」

深澤「一大事ですよ(;ﾟдﾟ)!だって､出身も職業も分からないんでしょう!?だったら､情報提供を呼び掛けなきゃ!」

琳寧「ちょっと､ふっかさん!?」

深澤「交番に戻って､部長に聞かないと!では､失礼します(^_^)ゞ!」

ふっかさんは敬礼して､陽だまり湯を後にした｡

行っちゃったよ…｡

ふっかさんって､仕事は史実だけどおっちょこちょいな所があるって､

陽だまり湯の常連客から聞いたことがあるからなぁ(^_^;)｡

安嶋「琳寧(^-^)!」

琳寧「あっ､あじ!いらっしゃい(*^^*)!」

琳寧の母「安嶋さん､いらっしゃいませ(^-^)」

安嶋の父「どうも(^-^)」

ふっかさんと入れ替わりに入ってきたのは､

あじこと安嶋秀生と､あじのお父さん｡

あじは琳寧の1つ下の幼馴染みで､

お父さんとよく陽だまり湯に来るんだ｡

あじとは小・中共に､同じ学校だったんだよね｡

琳寧は来月から高校生になるけど､

あじが高校生になったら､琳寧と同じ学校に通うのかな～?

ワクワク(^-^)♪

音杏「あっ､安嶋くん!いらっしゃい(^-^)」

受付から出てきた音杏が､あじを見て笑顔になって挨拶した｡

安嶋「ね､音杏ちゃん…//」

琳寧「ちょっと､あじ!琳寧の妹に､手を出さないでよ(^_^;)!」

こんな事を言っちゃうけど､

あの子とあじはお似合いだなと､内心は思ってる(^^)｡

安嶋「何でよ!別にいいじゃん(^_^;)!」

安嶋の父「秀生｡妹さんと話すのは後にして､行くぞ」

安嶋「はーい…(´・_・`)」

お父さんに注意されて､ションボリしたあじは､

お父さんと一緒に男子更衣室に入っていった｡

ちなみに､更衣室と銭湯は繋がっているから､

すぐにお風呂に入れるようになっているの｡

男湯､女湯が書かれた暖簾が無いから､

おかしいと思ってた(^_^;)?

prurururu…｡

音杏「琳寧､いいよ｡音杏が出る」

琳寧「ありがと」

受付の電話が鳴り､琳寧が行こうとしたら､

音杏が出ると言い､受話器を取った｡

あの子は琳寧と同じく明るくて社交的だから､

接客は得意なタイプかもしれない｡

音杏「はい､陽だまり湯です…はい｡少々､お待ち下さい｡琳寧､病院から電話だって」

琳寧に電話?

首を傾げながらも､音杏から受話器を受け取る｡

琳寧「お電話､変わりました…」