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上田サイド
深澤「そうなんすか!?仕事覚えるの､大変なんじゃ…」
上田「いや､銭湯の主で琳寧のパパさんから自分のペースで覚えていけば良いって｡だから､俺のペースでやっていくぜ」
深澤「ふふっ(^^)｡あー､陽だまり湯も平和ですし､じゃあ俺はこれで｡ご主人と女将さん､琳寧と音杏ちゃんによろしくお伝えください(^-^)!」
上田「おう｡パトロール､頑張れよ」
自転車に乗った深澤は「失礼しますm(_ _)m」と挨拶して､走り去った｡
深澤を見送り､残りのゴミを箒でちり取りに入れると､持ってきたゴミ袋に入れる｡
琳寧「師匠!掃除が終わったら､挨拶の練習しましょう?」
上田「あぁ､分かった｡ちょうど終わった所だ」
掃除を終えると､店内に入って琳寧から挨拶の指導を受ける｡
挨拶の練習をして､数分後｡
もうすぐ､開店の時間が迫ってきて､俺らは横に並んだ｡
琳寧の父「それでは､今日もお客様が笑顔になれるように､頑張っていきましょう!よろしくお願いします!」
琳寧&音杏&琳寧の母「よろしくお願いします!」
上田「よ､よろしくお願いします!」
琳寧「師匠!遅れちゃ駄目ですよ(^_^;)!」
上田「す､すまん…(-_-;)」
初っ端から､琳寧に注意される俺だった…｡
琳寧サイド
「いらっしゃいませ!ようこそ､陽だまり湯へ(^-^)!」
開店時間になって早速､最初のお客さんがやって来た｡
阿部「どうも(^-^)」
琳寧の母「あら､阿部ちゃん!来てくれて嬉しいわ｡仕事終わり?」
阿部「今日はそうですね」
最初のお客さんはお天気お兄さんこと､阿部さんだった｡
手にはお風呂セットを持っている｡
琳寧「阿部さん､いらっしゃいませm(_ _)m」
音杏「いらっしゃいませm(_ _)m」
上田「い､いらっしゃいませ…m(_ _)m」
みたらしだんご「にゃあm(_ _)m」
阿部「うん｡(上田を見て)あれ?その人は?(・・?)」
上田「あー､俺はここで居候している身なんだ」
琳寧が答えようとすると､師匠が先に口を開いた｡
阿部「居候ですか…?」
上田「色々､訳があってな｡あぁ､俺は上田竜也｡よろしく頼むぜ」
阿部「そうなんですね｡初めまして､阿部亮平です｡よろしくお願いしますm(_ _)m」
上田「おう」
阿部「琳寧､大人一人ね」
琳寧「はーい(^-^)!600円です!(上田に)師匠､阿部さんにロッカーの鍵を渡してください」
上田「あぁ､分かった」
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年4月2日 0時
