気付いたら持っていたモノ (ページ10)

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8話ページ10

輪廻「…よし、それでは一つメダルをあげましょう。」

『まさかの持っていたパターン。』

輪廻「力を貸してくれるかどうかはあなた次第です。

あなたを認めなければ力は貸さない…。

場合によっては殺されますが。」

『それまず呼び出すのが怖いんですけど。』

輪廻「ああ、殺すのは私が止めるので安心してください。」

『そういう問題!?』

…全く、困ったものだ。

『…いやさりげなく渡すのやめませんか。』

輪廻「頑張ってください応援しています。」

『下がらないで!?』

…ええ、マジ怖い…

輪廻「やり方は分かりますよね？」

『分かりませんよ!!』

輪廻「コイントスしてからキャッチして、メダルを差し込みながらこう言ってください。

「私の友達、出てこい○○！

妖怪メダル、セットオン！」

あ、○○は妖怪の名前ですよ？」

『そのくらい分かりますよ!?』

何かバカにされてる感じがする。

輪廻「とりあえずやってみてください。」

…ダメだこれ、やるまで絶対引かない感じだ。

『分かりましたやりますやりゃ良いんでしょ！』

輪廻「ええ。」

何なんだよ全く…。

『はあ…。』

言われた通り準備する。

コイントスをしてメダルを差し込む。

『私の友達、出てこい極オロチ！

妖怪メダル、セットオン！』