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-you side-


お、歪みが綺麗に直りそう。




?「…………」




これ地味に指痛い。くそっ





?「……………」





きたきたきたきた




?「………………」





妖精「できた」




終わったーーーー




?「ほ、ほんとですか!?」




驚いたようにこちらを見る女性。





妖精「まじまじ。ほれ。」




アクセサリーを渡して見せると、




?「わ、すごく綺麗に直ってる……」




まるで高級ジュエリーみたいに扱ってる。





妖精「さて、あなたも早く戻らないと怒られるでしょ。」





ズボンについた砂を払いながら私が先に立ち上がると、女性も慌てて立ち上がる。





?「本当にありがとうございます!危うく弁償するところでした……」





うん、それはきつい。多分。





まあ、私も壊れたのがバレないように工作しただけだけど。





妖精「いえいえ、じゃ。」





その場を立ち去ろうとすると、




?「あ、待って………」




ギュ




妖精「………」





手を掴まれた。





妖精「……何?」





?「あっ、引き止めてごめんなさい。その………





な、名前…が…知りたいな、と……」




この人案外グイグイくるよね。




よっぽど私のことが好きなんだなぁ。うん。





妖精「妖精です。」




素直に名乗ると、女性は少し困惑したよう。




?「よ、妖精?おとぎ話の?」




妖精「うん。」





?「あ、そ、うなんですね。私は、イ・ソヒです。」





そう言ってペコっと頭を下げた。





妖精「本当にそろそろ戻らないとまずそうですよ、ソヒさん。」





小さいつむじに声をかけて、掴まれたままの手を解いた。





ソヒ「あっ、は、はい!!」





妖精「じゃ。」





今日はパラソルの下に居座ることに決めたのでね。





ゆっくりあそこまで歩いて行こう。









ソヒ「噂には聞いてましたよ、妖精さんのことくらい………




やっぱり本当の名前は聞けないよね…………」





「おーい、衣装さん?」





ソヒ「は、はい!!」





チョーカーが壊れたこと、誰にもバレませんように。

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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (12月18日 0時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - とても好きな作品です。更新楽しみにしています! (2018年1月12日 17時) (レス) id: fac5ab8c90 (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - 最高に面白いwwwwww (2017年12月11日 22時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りー | 作成日時:2017年12月11日 20時

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