妖精…？2 (ページ4)

今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:97,369 hit

54 ページ4

-RM side-

JH「ナム～♡」

メイクを終えたホソクがゆるっゆるな顔で俺に話しかけてくる。

RM「…どしたの？」

いろんな意味で。

JH「へへ、妖精に会った～♪」

RM「…あぁ、妖精……。」

こいつも会ったのか…。

JH「えぇー、なんか聞きたいこととかないの！？」

RM「あー、何頼んだの？」

JH「んー、コーラ買ってきて欲しいって頼んだ！！」

しょぼ……。よっぽど妖精に会いたかったんだな……。

JH「あ、ナムも妖精にいつか会うときは気をつけて！

嘘とか妖精には通じないから！！

素直な気持ちで接しないとダメだよ！！！」

…………はぁ。

RM「ホソク、なんか嘘ついたりしたの？」

JH「そうそう！妖精に来て欲しかったから、俺メイク中でコーラ買えない～！って言っちゃった♪」

RM「それで、妖精に許してもらえたの？」

JH「うん、申し訳ないなって思ったから全力で謝った。」

妖精は嘘を見抜くくらい人のことを見てるのか……。

TH「………」

あれ、横にいたテヒョナが静かだ。珍しい！！

JH「………テヒョナも妖精と仲良くなれるよ。だってお前素直じゃん。」

TH「ヒョーン！！！！」

あら、ホソクのヒョンらしさ大放出。

テヒョンと抱き合って泣きつく弟を慰め中。

TH「仲良くなりたいーーー！！！」

JH「いつか本当に困ったときに助けてもらいなよ！

妖精だってテヒョナが本当に困ってるんだったら距離とったりしないでしょ？」

TH「………ヒョン天才。」

RM「………なんでそこまで妖精と……」

別に仲良くなれなくったって悩むことじゃないと思うけど………

TH「あ、そういえばもう妖精と会ってないのナムヒョンだけじゃん。」

あ、予知が大当たりしそう。

TH「………ヒョン、妖精に会うときは俺がいい奴だって宣伝しといて！！」

…………外れた。四次元相手に未来を予想すること自体間違ってたわ。

RM「お、おぉう。」

JH「妖精、また会いたいな♪」

TH「俺も会いたいな♪」

………そこまで会いたいと思わせるほど、妖精に魅力があるんだろうか。

謎が多いぶん、もっと人に「知りたい」と思わせるんだろうか。

「防弾少年団さん、本番入りお願いします！」

「「「はーい」」」

妖精、こんなに人を惹きつけるお前の正体は、何？