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仕事終わり、
彼の指定した場所へ
歩いていく。
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彼の車に乗るのも初めてで、
彼の家に行くのも初めてで、
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まだ知らない事だらけな事に
新鮮さと
嬉しさがあった。
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コンビニの前の
黒い車...
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一台だけ、どう見ても
中の人が怪しい車があった。
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きっとマスクをしてる
岸さんだろう。
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"コンコン"
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車の窓をノックして、
こちらに気付いた岸さんは
窓を開け、
岸「隣、乗って。」
と手招きをする。
「だめ、
後ろに座る。」
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岸「ん、わかった。」
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「お邪魔します..」
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彼の車の中は、
彼の匂いに包まれているようで
ドキドキした。
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前で運転する彼の目は
真剣で
とてもじゃないけど
話しかけられない(笑)
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ってくらい、
可笑しいくらい
真剣だった。
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岸「俺の運転大丈夫？
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酔わない、？」
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彼があまりにも心配するもんだから
「大丈夫だよ。
気にしなくていいよ。」
なんていう
優しい言葉をかけるけど、
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何度も聞いてくる彼に
可愛い、って思えたり
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私の事を考えてくれている
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そう思っただけで、
自然と笑みがこぼれたり、
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狭い車の中は
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大きな幸せであふれていた。
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りりん(プロフ) - まり姉様)わわわ、ごめんなさい！！！すぐに直します！！ご指摘ありがとうございます！ (2019年4月8日 22時) (
レス) id: 1e956b3dd8 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 苗字の変換が出来ないですよ〜！！入力してもデフォルトの山田のままになってます (2019年4月7日 16時) (レス) id: 1b60a2d7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん | 作成日時：2019年4月1日 16時
