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ト ッ パツ テ キ ページ17

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甘露寺side


「Aはね、鬼舞辻 無惨に狙われているんだよ」

...?????

理解出来ず、首を傾げたまま動かなくなる

き、鬼舞辻無惨?って、えっと、あの鬼舞辻無惨だよね...?Aさんを狙っている...?え...?

「え、ええと、ええっ?」

『蜜璃さん一旦落ち着きましょう?』

「そ、そうですねっ」

ゆっくり深呼吸をし、整える

「蜜璃、鬼舞辻はAを気に入ったんだ。何かわからないけれど。攫われれば、きっとAは鬼にされるだろうね」

お、鬼?!そ、そんな!Aさんが鬼に
なっちゃったら斬らなきゃいけなくなっちゃうよ!

そ、そんなの絶対嫌だ〜っ!!

「い、嫌です!Aさんを斬っちゃうなんて
そんな事できないですっ」

『御館様、鬼になる前提でお話されては
蜜璃さんが余計混乱しますよ』

「すまないね、でも可能性はあるからね」

『蜜璃さん、私は鬼になんてなりませんから
安心してください』

にこりと笑みを向けてくるA

「そう、ですよね!も、もう!私ったら
早とちりしちゃって...!すみません...!」

畳に頭がつくくらい深々とAの方に向けて土下座する

『頭を上げてください、蜜璃さん。
下げる必要なんて無いでしょう』

「ご、ごめんなさい!」

頭をあげて、Aさんの顔を見る

...私の気のせい、かな??Aさん、いつもより
ちょっとだけ棘がないようにみえる

『その訓練は、いつから始めるのですか?』

「明日から、って思っていたけれど...Aは
動けるかい?少しでも背中の傷が痛むのなら
明後日からでもいいけれど...」

『いえ、明日から始めましょう。隊士と柱の
実力の差を少しでも縮めた方がいいですから』

「では、明日から隊士との稽古を始めるという
事で。よろしくね、2人とも」

頭の中でぐるぐる考えていたら、いつの間にか
話は終わっていた。

『蜜璃さん、今日から私の護衛、よろしくお願いしますね』

と言うと私の方を向いてニコッと笑うAさん
か、可愛い...!私が絶対守ってみせるんだから!

『となると、生活は蜜璃さんとした方がいいですね...私の屋敷にいらしてください、蜜璃さん』

「は、はい!」

___________

Aさんの御屋敷に行くのって私初めてだわ!
どんな屋敷なのかしら...!

『あそこが私の屋敷です。見えるでしょう?
あの橙色の灯りで照らされている屋敷です』

祭りのように明るく照らされてるあの屋敷!?
す、すごく豪華!緊張しちゃう...!

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ア ザヤ カ ニ→←オ モ テ ウ ラ



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すンず - すごい面白いです!更新頑張って下さい!応援しています!! (2019年10月31日 21時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
凜檎姫(プロフ) - 優しい無惨さん» コメントありがとうございます!更新めちゃくちゃ頑張りますぅぅぅぅ!!!(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ (2019年10月19日 13時) (レス) id: f28697a51e (このIDを非表示/違反報告)
優しい無惨 - 面白いです!更新頑張ってください(`▽´)ヒヒヒ (2019年10月19日 11時) (レス) id: 2bdd2e1078 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜檎姫 | 作成日時:2019年10月18日 18時

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