ｹ ｯ ﾍﾟｷ ｼ ｮ ｳ 。【鬼滅の刃】

ｺ ﾄﾞﾓ ﾀ ﾁ ページ3

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甘露寺side

「話を遮るな、全くAは__」

少し離れた所から見てたら伊黒さんが蛇みたいに
Aさんに問い詰めてる様に見えちゃったから
つい...

「Aさんッ！久しぶりです〜っ！」

...勢いで話しかけちゃったぁ〜！！
しつこくて素敵だったけどAさんを困らせちゃうのはだめっ！

『蜜璃さん、お久しぶりですね』

口角をキュッと上げ、微笑みかけるA

微笑んでるけど...目が微笑んでない〜っ！
でもクールで素敵！さすがAさん！

「甘露寺、今俺はAに説教を__」

「伊黒さん、Aさんを困らせちゃうのは
だめだと思いますっ！もっと優しくしないと！」

だが....と顔を渋らせる伊黒

『甘露寺さん、大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます』

そういうと静かに庭の中心の方へ歩く
ふわっ、と藤の花の香が風に乗って漂う

すごくいい匂い...誰とも当たらないように
1mくらい距離空けてお庭の真ん中に行ったけど
それでもこんなにいい匂いするなんて...

「...」

伊黒さんも冨岡さんも、Aさんを目で
追いかけちゃってる！
Aさんすごいわ！さすがね！


Aside

後ろから視線感じる。冨岡さんと、伊黒さんかな
うう、その視線も汚らわしい意思を持った視線
って考えたら気分悪くなってきた...

冨岡さんと伊黒さんに限ってそんな事ないとは
思うけど...思うけども...信用出来ないでしょ？

「「御館様の、お成りです」」

襖が開き、手を引かれた御館様がいらっしゃる

「顔ぶれも変わらず、またこうして集まれた事を嬉しく思うよ」

『御館様におかれましても、御壮健で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます』

雫のように静かに響く声で淡々と言う

「ありがとう、A。...今日みんなを集めたのは
この頃活発になってきている鬼の動きについてだよ」



最近鬼が活発になってきて十二鬼月までもが
よく現れるようになっている事
そして、最近の隊士の質が落ちぶれていることについて話をされた。

「今後は任務も増えていくだろうから
皆しっかり準備をしておいてね。」

これからは忙しくなるって考えた方がいいかも
しれない...。でもまぁ、それは仕方ないことだけど

「A、無一郎、天元。3人は少し残ってくれるかな？」

？ 不思議な組み合わせ。

『御館様、何でしょう？』

「3人には、今からある任務に向かってもらいたいんだ。“ 霊呪山 ”に、強力な鬼がいるみたいなんだ」

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