7話 ページ7
『でかい霊園と廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したんだよ』
虎「やっぱ墓とかって出やすいの?」
伏「墓地そのものじゃなくて、墓地=怖いって思う人間の心の問題なんだよ」
悠「あー学校とかも似た理由だったな」
まあ悠仁くんはついこの間まで普通の高校生だったからな。知らなくて当たり前だ。
釘「ちょっと待って、コイツそんなこと知らないの?」
ああそうか、野薔薇ちゃんは悠仁くんのこと何も知らないんだもんな。
伏「実は…___」
釘「飲み込んだぁ!?特級呪物をぉ?」
野薔薇ちゃんは手でバツのポーズをとって無理無理無理!衛生観念キモい!と断固否定している。
たしかに生死に直面したとはいえ、あんな気色の悪いもの普通は飲み込んだりしないよな。
五「君達がどこまでできるか知りたい。ま、実地試験みたいなもんだね」
『ってことで、悠仁くんと野薔薇ちゃん。2人で建物内の呪いを祓ってきてくれ』
呪術なんて使えないよと言う悠仁くんには悟が呪具を渡した。それから宿儺を出すなよとも伝えた。
釘「ねえ」
『ん?何?』
俺よりも小柄な野薔薇ちゃんが俺を少し見上げて声をかけてきた。なんだろう。
釘「野薔薇ちゃんってやつ、やめて。野薔薇でいいわ。いくら顔が良くてもいい歳した男に「ちゃん」付けで呼ばれるなんてキモいのよ」
『…あ、そう……』
悠「あ!じゃあ俺も悠仁って呼んでよ!」
『ん、わかった』
うーん、いい歳した男かあ…俺まだ20代なんだけど……
俺がショックを受けてる間に2人は廃ビルに入っていった。
『なあ悟、俺ってもういい歳した男なんだな』
五「まあ僕達も再来年には三十路だもんね」
伏「(何言ってんだこの人ら…)やっぱ俺も行きますよ」
『恵くん病み上がりじゃん、無理しちゃダメだよ』
俺は柵にもたれてポケットに手を突っ込んだ。
伏「でも虎杖は要監視でしょ」
五「まぁね。でも、今回試されてるのは野薔薇の方だよ」
__
五「悠仁はさ、イカレてんだよね」
五「異形とはいえ生き物の形をした
まあ恵くんみたいに昔から呪いに触れてきたわけじゃないんだもんな。悠仁くん…じゃないや、悠仁は普通の高校生活を送ってた男の子だ
『才能があってもこの嫌悪と恐怖に負けて挫折した呪術師、恵くんも見たことあるだろ?』
五「ってなわけで、今日は彼女のイカレっぷりを確かめたいのさ」
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いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時