6話 ページ6
五「準備できた?」
『ん、準備万端』
俺たちは恵くんと悠仁くんが待ってる待ち合わせ場所に向かった。
__
俺たちが着いた時には2人は既にいて、少し談笑しているようだった。
五「おまたせー。おっ」
『制服間に合ったんだ、悠仁くん』
虎「おうっ、ピッタシ。でも伏黒と微妙に違ぇんだな」
高専の制服の首元を赤のパーカーにしたようなデザインになってるんだ。こりゃ悟が勝手にカスタム頼んだな。
本人は気に入っているようだし、まあいいか。
伏「気をつけろ。五条先生こういうところあるぞ」
ホントその通りだよ、恵くん。
伏「それよりなんで原宿集合なんですか?」
五「本人がここがいいって」
『なんか食いたーい』
虎「アレ食いたい!ポップコーン!」
悠仁くんはクレープやらポップコーンを食べながら変なメガネまでかけていて、恵くんはそんな彼をイライラした表情で見ていた。
あ、ちなみに俺もクレープ食べてるけどね。
そして少し先を見るとスカウトマンと何かゴタゴタと話している高専の制服を着た女の子がいた。
あの子か。
虎「俺達今からアレに話しかけんの?ちょっと恥ずかしいなぁ」
伏「オメェもだよ」
五「おーい、コッチコッチ」
五「そんじゃ改めて、」
釘「釘崎野薔薇。喜べ男子、紅一点よ」
うん、たしかに可愛い。
虎「俺虎杖悠仁、仙台から」
伏「伏黒恵」
2人がさらっと名前を言うと、野薔薇ちゃんだっけ。その子は2人の顔をじーっと見た。そしてため息を吐いた。
釘「私ってつくづく環境に恵まれないのね」
どうやら彼女のタイプとは真逆だったみたいだな。
伏「これからどっか行くんですか?」
そう恵くんが俺と悟に聞いてくる。
五「フッフッフ。せっかく一年が3人揃ったんだ。しかもその内2人はおのぼりさんときてる」
五「『行くでしょ/だろ。東京観光』」
俺と悟がそう言うと、野薔薇ちゃんと悠仁くんは手を合わせて顔を輝かせた。恵くんはなんとも怪訝そうな顔をしていたけど。
2人は
五「それでは行き先を発表します」
悟が少し手を上げると、2人は膝をついて静かになる。
五「六本木」
そして2人は顔を合わせてまたキラキラと輝いた目を見せた。
__
伏「いますね、呪い」
でも着いたのはただの廃ビルだ。
虎「嘘つきー!」
釘「地方民を弄びやがって!」
元気だなこの子ら。
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いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時