33話 ページ35
その後俺達は星漿体である天内理子、そしてその世話係の黒井美里の元に辿り着いた
思っていたよりもアグレッシブなガキで驚いたけど…悪い子でも無さそうな気がしなくもない
天「貴様は本当に男子か?妾と差程背丈が変わらんではないか」
『………』
『誰がチビだ!成長期なんだよ!』
天「いやーーっ!言っておらぬわーっ!」
こーれだからゆとり(?)はよっ!
『え?高専帰んないの?』
五「アイツの要望には全て応えろってさ」
理子ちゃんはこの状況下でありながらも学校に行き、俺達4人はプールサイドに集まって待機していた
夏「…同化後の彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる。友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ」
ああ、そうか。まだ中学生の彼女にとってそれはさすがに酷だな
黒「理子様にご家族はおりません。幼い頃事故で…それ以来私がお世話して参りました。ですからせめてご友人とは少しでも__」
『それじゃあ…』
夏「アナタが家族だ」
黒「…はい」
五「傑、監視に出してる呪霊は?」
夏「ああ。冥さんみたいに視覚共有ができればいいんだけどね。それでも異常があればすぐに__」
そこまで言って、傑の言葉が止まった
夏「悟、A。急いで理子ちゃんの元へ」
夏「2体祓われた」
____
五「天内は!?」
黒「この時間は音楽なので音楽室か礼拝堂ですね」
『レーハイドゥ!?』
なんでも音楽教師の都合で変わるらしい
夏「悟は礼拝堂、黒井さんは音楽室。私とAは
廊下は走るなとよく言うけれど、こんな状況だし遠慮なく走った
『「Q」の残党?』
夏「どうだろう…盤星教の差し金だと少し面倒なことになるけど………!」
角を曲がると爺さんが立っていて、式神を前後に挟んでいる
夏「先に行っててくれ」
『ああ』
俺はすぐ横にあった窓を蹴ってガラスを割り、外へ出た
校内を回るように走っていると門の前に黒井さんともう1人の呪詛師、だろうか。紙の袋を被った男を見つけた
そしてその紙袋男は黒井さんに負けたようで、そのうち唸り声を上げて蹲った
夏「『なんだ強いじゃないですか』」
あ、傑いたんだ
夏「理子ちゃんは?」
黒「五条様と一緒に学校を出ました」
なら俺達も向かうべきだな
すると男は「さっきのが3000万か…」と言ってドプンと地面に消えた
黒「式神!?」
夏「いや式神とは少し違う。悟、あとAも聞いてくれ」
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いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時