26話 ページ28
夜「虎杖についての判断が正しいかどうか。正直私にも分かりません。ただ今は見守りませんか」
『お!入った!』
高くキィン!と響いた音ともに悠仁のバットに当たった球が外野を抜けて上へ舞った
夜「
姉妹校交流会
二日目 野球戦
2 ー 0
三十年度交流会
勝者 東京校
楽「夜蛾、オマエはまず五条と一瀬をどうにかしろ」
夜「………」
____
『嫌だなあ、暗いし虫の声する!』
五「仕方ないでしょ森なんだから」
『俺あっちの道から行こって言った!』
五「僕方向音痴じゃないし!」
『言ってねえよ!』
のそのそ暗い森を歩くこと数十分。一体全体誰のせいでこうなったんだろうか
まあそれは確実に隣にいる高身長な野郎のせいなんだけど
帰り道ばったり会った挙句、たまたま近くの森が墓地跡だったのだろうか。そこに湧き散らかしていた呪霊をぱぱっと祓ってるうちに気づけば森で迷子
なんつー展開だ。大人、特級二人で…しかも片方は最強だし
『もういいじゃん無限で飛んでくれれば俺もお前に掴まるからさあ』
触れようとすれば悟はサッと避けてヤダ!とポーズをとる
五「ちょ、僕の無限そんな使い方しちゃう?!」
『ええ?じゃあ俺がやろうか?』
五「そういう問題じゃありまっせーん!」
『じゃあどういう問題なの…』
【おッオォお゛ォ゛ッ】
『こーりゃ歩くだけ無駄足だぞ』
後ろに現れたうるさい呪霊を片手で祓いながら適当にガサガサと草むらを歩く
五「いいじゃん探検みたいで」
『今何時か分かってんの?』
もうすぐで新幹線の時間なんだよ!!帰らせろ俺だけでも!
『んもー、野宿とか俺ぜっっったいヤだから!…あ!光発見!』
五「えー、」
『何が「えー」やねんおいコラ』
関西人のツッコミをして、俺はもう少し探検したかったなどとバカを言うバカを放っておいて早足で光が指す道路に出た
『何とか間に合った…』
五「僕にもアイスちょうだい」
『ヤダ』
もぐもぐアイスを食べながら項垂れる俺に、指をくわえて欲しいなあ、と可愛こぶる悟に無性にイラッときて俺は窓の方を向いた
五「最近冷たい!アイスより冷たい!」
『別に普通だろ…はぁ。ハイ』
五「やったー!あーん」
声はさほど大きくないが、隣で喋り続けられると疲労した脳には刺激が強いようで、クラクラしてくる
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いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時