伍拾漆[少しお知らせ] ページ39
どーも、いちご牛乳ですっ!
ちょこちょこ本編も再開しようかなと思っております!でもネタがないのでどうなるかは…わかりません!!!()
原作に沿う感じになると思います!
私も書くつもりはなかったので……前の物語と
もしかしたらズレが生じるかもしれません!
本当に申し訳ない!ご了承ください!!
そして今更ですが単行本までのネタバレがございます!
では本編へどうぞ…!
――――
俺と宇髄が、所謂恋仲というものになってから少し経った頃
最近来た咲也からの手紙によると、もう村もだんだんと復旧作業が進んでいるらしい
そして、俺には少し行きたい場所があった
『久しぶりに故郷に帰るのもいいな』
正直、あそこには嫌な思い出があって行くのはためらってしまうが、なにも悪いことばかりじゃない。やはりあの場所で、征也たちと過ごした時間は本当に幸せだった
あの日、俺は征也たちの墓を作るだけ作って、そのまま村を出た。だからあの後、俺たちの村がどうなってしまったのかなんて知る由もない
『……』
俺は意を決して、うろ覚え程になってしまった故郷への道のりを進んだ
__
ひゅうひゅうと風が吹き、枯れた草木がカサカサ揺れる
『…嘘だろ』
そこにあったはずの故郷は、もう既に更地と化していた
すると視界にたまたま通りかかった人が見え、俺は急いで駆け寄った
『あの、ここにあった村って…』
「ん?あぁ、そりゃもう酷い荒れっぷりでなぁ。あんなの残しておきゃ、後々の始末が面倒になるとかで、業者が片したんだとよぉ。にしても兄ちゃん、なんだってこんな所に?」
『ああいや、…たまたま通りかかったんです。ありがとうございます』
俺は話を聞いてくれた男性と別れ、墓の作った場所に行った
『……ま、そうだよな』
もちろんそこには何も無く、墓を作ったと言っても埋めただけだからあまり変わりはないが、土が腐敗していない点から見て、きっと骨は全て取り除かれているんだろう
『…ごめんな、征也』
ぽつりと懐かしい名前を口にする。まあ取り壊されてしまったものは戻らないし、考えていても仕方はない
こうなってしまった以上、前へ進むこと以外はできないんだ
頭を下げて礼をし、それから手を合わせて、俺は自分の屋敷へと戻った
__
あれからしばらくして、俺たち柱の緊急柱合会議が産屋敷邸で開かれていた
在籍しているのは、岩、蟲、蛇、風、水、恋、霞、龍
この八名の柱だけだ
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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時