《ド派手に喧嘩した編3》 ページ37
宇髄の朱色の綺麗な瞳と視線が合う
宇「ったく。で、何か言うことは?」
『…ごめんなさい。ちゃんと話し合うべきだった』
宇「あぁ、そうだな。俺も悪かった」
宇髄が謝ることなんてないのに。俺が一方的にむしゃくしゃして話聞かなかったんだから
『謝るなよ。俺が悪いんだから…』
宇「いや、俺もイラついてキツい言い方した。両方悪かったんだよ」
『…うん』
宇「つーかお前、合同任務なのに勝手に先行ってんじゃねーよ」
合同任務?
『……忘れてた』
宇「…はぁぁ…お前なぁ…派手に嫌われたかと思ったんだぞ」
『あはは、ごめん。助けてくれてありがと。…俺、宇髄が思ってるより宇髄のこと好きだよ』
俺がそう言うと、宇髄は一瞬ポカーンとした顔になってから、俺の頭を押さえつけるようにしてわしゃわしゃと撫でてきた
『いだだだだ!まって、もげる!』
宇「うるせぇ!」
『…照れてる?』
なんとか宇髄の腕を押さえて顔を見ると、なんとまあ今まで見たことないくらい耳が赤く染っていた
『え、なに…可愛いじゃん…』
宇「お前後で覚えとけよ」
『ひぇ…』
俺はさっさと立ち上がって歩いていく宇髄に、急いでついて行って隣に並んだ
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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時