龍柱様はハイスペック！【続】 (ページ32)

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《留守番編2》ページ32

※少しだけpinkかも…注意して下さい

――――

そう言うと、宇髄は俺に口付けた

『ん、…！』

俺が嫌がって腕で抵抗するも、その腕は押さえつけられてしまって、まあ簡単に言えば、組み敷かれて強引に接吻されてるって感じ

『はっ…うず…んんっ、ふ…ぁ…』

苦しくてなんとか空気を吸うが、それを見逃さなかった宇髄の舌が入ってきて、上顎や歯をなぞられる

『…んっ、ぅむ…っ～！』

俺の目にだんだんと涙が溜まってきた頃、ゆっくり口を離された

『っ、はっ…ぁ…はぁ…』

なんとか呼吸を整えると、満足気に微笑む宇髄と目が合った。なんでコイツ全く息が上がってないんだ、マジで殴るぞ

宇「お前が可愛いことしてるから悪いんだぞ」

『して、ないだろ！バカ！つーか離せぇ！』

まだ俺の腕を掴んでいる腕の力は弱まっていない

宇「無理。一回だけ、な？」

『今までそう言って一回で終わった試しがあるか！？嫌だ！しない！』

何度も今まで「一回だけ」という言葉を信じて身を委ねるも、一回で終わったことなんてただの一度も無い

宇「頑固だなお前も…まあいいけど」

『は？おい、やめろ。着物に手入れてんじゃ…ちょ、待って。ごめんって、俺が悪かったから…おいコラ帯解いてんじゃねーよ馬鹿野郎』

俺が一人でベラベラと口で抵抗しても宇髄の手は俺の着物を着崩していく

『…はぁ……頼むから一回にしてくれよ』

宇「ん、了解」

＿＿

さて、あれから何時間が経っただろうか

『………』

宇「悪かったって、A～」

『ふざけんな。絶倫、バカ、嘘つき』

俺は今、布団にくるまっている。腰辺りをポンポンとなだめるように叩いているのは宇髄だ

『一回って言ったのにッ！』

宇「悪かったって言ってんだろ」

途中で気を失って、起きたら昼だった。結局あの後夕方くらいから夜中にかけてそりゃまあしつこく愛されたわけですが。この絶倫野郎

『それ毎回聞いてッ…いっ…つぅ～っ…！』

ガバッと布団から体を出すも、腰に鋭い痛みが走って上手く動けない

宇「すまん、我慢すんのは苦手なんだよ。体、大丈夫か？」

そう言って俺の体をポンポンと叩いて、俺の額に口付けを落としてくるあたり、コイツはたぶんあまり反省していない。だっていつもこれだし

『…大丈夫。次は嘘つくなよ』

宇「あぁ、わかった」

でも結局、毎回許してしまうのは惚れた弱みとかやつだろうな

でもそのあと、また手を出してきたから思いっきり腹に蹴りを入れた