《浮気してしまった編》4 ページ26
愛莉「昨日はありがとう!とっても気持ち良くて幸せだった〜!また会おうね!大好き!」
『…ちょ、ちょっと待って、違うっ、違うから』
愛莉__昨日会ったあの女だ
俺が寝てる間に連絡先交換してやがったのか
『あの、これは違くて…』
宇「ふーん、何が違うんだ?言ってみろよ」
椅子にドカッと座った宇髄に目で正座しろと言われて、逆らえるわけもなく正座した
そして話は冒頭に戻るわけなんだが…
_
宇髄side
俺はAが絶対浮気してるとは思ってない
まあ疑ってるのは本当だけどな
Aが俺にゾッコンなのは知ってるし、俺も俺なりに、コイツがもう俺から離れられないようになるくらいには愛してやってるつもりだ
だが朝帰りと言いメールと言い、流石に腹が立ったのでちょっとお仕置きしてるのが今の現状
Aは視点が落ち着いていないし、きっと理由でも探してるんだろう。そこにも俺は腹が立っている
何故理由を探さなきゃならない?そこまでしてやましいことがあるのか?
宇「なんとか言え」
『…その、…じ、実は…』
Aはおずおずと話し始めた
_
Aside
結局全部話した
宇髄はさっきから黙っている
『…あの、宇髄…?俺が悪かったから、その…俺、別れたく、ない…』
もう弱々しい声しか出ない
すると、宇髄が立ち上がって俺の前にしゃがみ込み、俺の目線に合わせた
宇「ったくよ、泣くくらいなら手ェ振り払ってでも帰ってこいよな」
涙を拭われて笑われた
『(いつもの、宇髄だ…)』
『…怒って、ないの?』
宇「あぁ、もう怒ってない」
その優しい声と顔に安心して、俺は正座を崩した
『そっ…かぁぁ…』
宇「でも次からは近道なんてしなくていいから…いや、俺が迎えに行きゃいいんだな」
『え、それは…』
何か問題でも?という顔をされて、俺は首を横に振った
宇「じゃ、今度からは店と時間を伝えること。いいな?」
『…うん』
話が終わり、ほっと一息つく。正直まだ少し眠いんだよな
寝ようと思って寝室に行くと、宇髄もついてきた
『寝るの?』
宇「いや、解決はしたが、仕置はまだ終わってないんでな」
『………ん?』
宇「昨日の分と仕置の分、派手に返してもらうぜ」
後日、俺が一歩も動けなくなったのは言うまでもない
ちなみに愛莉とかいう女は、いつも俺といる宇髄に興味があったらしい。
あれ、俺巻き込まれただけじゃね?
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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時