《浮気してしまった編》3 ページ25
『いやいやいやいや、何、おい』
愛「最近ここら辺よく通るから、こういうのがお目当てなのかなぁって思ってたのにぃ〜」
そう言ってするりと体を撫でられて、鳥肌がぶわっと立った
『いや、ただ近道なだけなんで。ほんとに、っんぐ、!?』
女を押し退けて、ベッドから立とうとした瞬間、後ろから口に布を当てられて、俺は意識をなくした
愛「もう、大人しくしてればいいのにぃ」
__
目覚めたら朝だった
どうやらただの睡眠薬だったみたいだな
『…金はある。何も盗まれたわけではないのか…何目的だったんだ、あの女…』
俺はよくわからないままホテルを出た
__
マンションまで帰ってきて気が付く
『(はは、これが世に言う朝帰りってやつ…)』
はは、じゃない。全く笑えない
どうしよう、もう帰るよ、なんてメール送ってから何時間経った?
スマホは充電が切れていてつかないので、通知がどんなことになっているかなんて正直考えたくもない
俺は10分ほどドアの前で奮闘したが、意を決してガチャリと鍵を開け中に入った
愛「ふふ、計画通りっ」
__
『…ただいま〜…』
いつものおかえりもなければ、リビングに行っても宇髄の姿がない。寝室にもだ
とりあえずスマホを充電して電源を付ける
『……うわ…過去最高にやばい…』
表示された通知は、電話が67件、LI〇Eなんか200件を超えてる
ひぇぇ…とスマホの画面を見ていると、
宇「よォ、恋人放っておいて朝帰りか?」
『う、宇髄!?』
振り向くと、そこには見るからに怒っている宇髄が腕を組んで壁にもたれていた
『あ、あの…た、ただいま…』
宇「あぁ、おかえり。んで?人を散々待たせておいた挙句、電話も出ねぇ、LI〇Eも未読。つーかお前、帰るってメールしてきたよな?」
俺が納得する理由を言え
そう言われて、俺は全てのことを話せ_
るわけがない!なんて言うんだ!?
美人に誘われてホテル行ってたら夜が明けてましたなんて言うのか!?
『いや、あの…えっと…』
宇「浮気か?」
『ち、違う!』
俺は浮気をしたつもりはない。大丈夫、ベッド別に汚れてなかったし、うん
『浮気じゃないけど、その…』
俺が理由を必死に探していると、ピロン、と携帯が鳴った
俺がスマホを取ろうとすると、スタスタと歩いてきた宇髄に取られてしまった
『あっ…』
誰からのメールだろうか
宇「………なにこれ?」
そう言って突き出されたスマホの画面に映っているのは、あるメッセージ
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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時