伍拾壱 ページ3
『龍の呼吸 壱ノ型 龍の舞』
二匹の間を通り過ぎながら二つの胴を斬る
『は、っ…クソ!分身も頚を斬らなきゃいけないのか!』
胴を斬っても少ししたら再生する
攻撃を仕掛けようとした瞬間_
『ッ!!?』
先程同様、後ろに感じた気配と殺気
すぐ後ろを振り向き、そいつの爪を刀で防ぐ
『(頬に…弐と書いてある)』
鬼「さぁて、どこまで増えるだろうなぁ…?」
まだ増えるのか…!?
『お、らァッ!!』
どこまで増えるのかわからない鬼の爪を防いでいた刀で弾き飛ばした
鬼「お前は俺の食事の邪魔をした。死に値する!グチャグチャにして殺してやるッ!!」
それから鬼の影は本体を含め、四体に分裂した
『…おいおい、マジかよッ…!』
__
体中が痛い。血で前が上手く見えない
『はぁ、っ…はっ、はぁ…!』
あれから上手く立ち回って、死ぬのは回避しているがもう何度血を吐いたかわからない
鬼「ぐ、…クソガキ、ガキがぁ!!」
『ッ!参ノ型 龍羽っ…!』
ぐるりと回って俺に向かって突っ込んできた鬼の足と胴を斬り離した
頚でなければ再生するから意味はない。が、わかったことが一つある
鬼「グゥ、!クソォ!さっさと再生しろッ!」
数が多くなるにつれて、鬼の再生速度は遅くなっていく
でも、強さはかわらないから、増えられるのは正直厄介でしかない
けど、今ならッ!
『龍の呼吸 参ノ型 龍羽!』
鬼「同じ手を喰らう思うのか人間がァァァ!!」
『っ、!ぐ、はっ…!』
俺の刀と鬼四匹の爪がぶつかり合って、俺は後ろへ吹き飛んだ
『はぁ、はぁッ…!』
立ち上がれ、前に義勇に言われた。無理だとしても根性で動けって
俺は体を根性で立たせた
けれど、目の前を見ると鬼の数がおかしい
『…嘘だろ』
鬼「ぶち殺してやる…死ね!!」
目の前にいる鬼は本体を含め11体に増えていた
本体と、その本体を守っている三体の鬼を除いた、七体の鬼が一斉に俺に向かってきた
やばい、防げッ!
『伍ノ型!臥龍__』
座り込む俺の目の前に鬼の爪が来た
『(ごめん、征也、みんなっ…俺…)』
┈┈┈┈┈
「頼れ」
┈┈┈┈┈
『(っ…助けて、宇髄ッ…!)』
俺は反射で目を瞑った
__音の呼吸 肆ノ型
「響斬無間」
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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時