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肆拾弐 ページ43

炭治郎たちの元へ行くと、屋根の上で善逸、伊之助が。地で炭治郎がそれぞれ鬼と戦っていた

宇髄は間一髪で鬼が炭治郎へ仕掛けた攻撃を止めたようだ

妓「…!?」

これには鬼も相当驚いているようだった

なんせ宇髄が地面に伏していたあの時、心臓が止まっていたから。だから、俺ももうダメかと思ったんだ

筋肉で止めるとか、ほんとどんな鍛え方したらああなるんだ

宇「「譜面」が完成した!勝ちに行くぞォォ!」

譜面が完成したのはいいが、宇髄は毒が回ってる。あの状態じゃきっと頚は狙えない

俺もそうだ。正直、右足が前の傷跡に加えて腱が切れてしまったことで限界を迎えて思うように動いてくれなくなっている

『炭治郎!伊之助!善逸!なんとしても鬼の頚を斬れッ!!』

そう言い放って宇髄の加勢に行こうとした時、

ザシュッと音がして、宇髄の左目が縦に斬られた

『…っ!!宇髄ッ!!』

宇「止まるな!跳べェェ!!」

その声と共に、炭治郎が鬼に向かって走った

善逸たちの方も丁度鬼の頚を捉えられそうだ

だが、炭治郎の顎に鬼の鎌が突き刺さる

妓「(お終いだなあ。毒で死ぬぜ!!)」

『ッ…!炭治郎!斬れェ!!』

俺はその鎌ごと、鬼の腕を裂いた

妓「…!!テメェェッ…!」

その瞬間、炭治郎が刀を鬼の頚へと入れた

炭「ガアアアァア!!」

屋根を見上げると、伊之助たちも鬼の頚に刀を刺していた

炭 善「アアアアアアア!!」

嘴「ガア、ア"、ア"ア、ア"!!」

三人の雄叫びがあがった時__

両方の鬼の頚が宙を舞った

__

『斬、れた…』

安心したのもつかの間、宇髄が何かを叫んでいる

宇「逃げろーッ!!!」

その瞬間、ギュルルル!と、黒く渦を巻いた血鬼術が辺り一面を覆った

肆拾参→←肆拾壱



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ソルト - 時代が大正なので英語の言葉があると違和感があります 面白かったです! (2020年3月9日 13時) (レス) id: 2ea42c4323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年11月28日 16時

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