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拾捌 ページ19

あれから柱合会議が終わって、俺は宇髄と一緒に帰っていた

『ね、宇髄。あの禰豆子ちゃんって子、どう思う?』

宇「あ?…どうもこうも、お館様がああ言っている以上、認めざるを得ないだろう」

『だよねぇ〜』

宇「なんだ、不満なのか?」

『いや?少なくとも俺は竈門くんと行動するのならいいと思ってたし。一番嫌悪してるのは不死川さんでしょ』

宇「違いねぇや」

でも正直、もっとあの二人を知っておきたい。鬼になってまで一緒にいるっていうその絆が知りたい

『…よし、やっぱ俺、蝶屋敷行ってくる!』

宇「はぁ?行ってどうするんだよ」

『んー、あの二人に興味が湧いたから!』

宇「もう暗いし、今日はどーせ警戒されて話せねぇんじゃねぇの?つーかこれから飲む約束だろ。忘れてたとは言わせねぇぞ」

『(あ、忘れてた)』

完全にもう竈門くんたちの様子見てそのまま家帰ってぐっすり寝ようって思ってた

宇「おら、行くぞ」

『え、あ、待てって!』

俺は置いていかれないようについて行った

__

『…ん、…ん〜?』

眩しい朝日で目が覚めた

『…あ?…あー…』

頭が痛い、気持ち悪い、そして何より、

『重い!!』

宇「い"っ、てぇ!」

ガッと体を捻って上に乗っかって寝てた宇髄を退かす。その反動で宇髄がおでこを棚にぶつける音がしたが無視した

『お前、俺より何倍もでかいんだから、上に乗るとかほんとやめろよ!俺が潰れる!』

宇「っ〜…だからって勢いよく退けすぎなんだよ!もう少し優しく言え!チビが!」

『はぁぁ!?逆にお前がでかいんだ!』

宇「そうかもしれねぇがお前も派手にチビだろうが!」

『なにを……ぅ、えっ…』

まずい、叫びすぎて吐き気が…

昨日散々宇髄に煽られて飲みまくってつぶれたんだった。完全に二日酔いだ

宇「おい?ここで吐くなよ、便所行ってこい」

『う、ん…』

俺は走って厠に向かった

__

『はぁ…あ"〜…』

宇「大丈夫か?」

『うん…平気…でも蝶屋敷、行ってくる…』

宇「おー、さっさと行ってこいや二日酔い」

『黙れよなんでお前は酔わないんだよ、ぉえ…』

宇「そりゃあ祭りの神だからな!」

何言ってんだコイツ…

俺は宇髄(バカ)の屋敷を後にして、蝶屋敷へと向かった

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ソルト - 時代が大正なので英語の言葉があると違和感があります 面白かったです! (2020年3月9日 13時) (レス) id: 2ea42c4323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年11月28日 16時

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